1,800円以上の注文で送料無料

モダンタイムス 新装版(下) 講談社文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

モダンタイムス 新装版(下) 講談社文庫

伊坂幸太郎(著者)

追加する に追加する

モダンタイムス 新装版(下) 講談社文庫

968

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/02/15
JAN 9784065302392

モダンタイムス 新装版(下)

¥968

商品レビュー

4.2

23件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/01

印象に残っているワード ・人は大きな目的のために生きているわけではない、小さな目的のために生きてるんだ。 ・情報が拡散されたこの社会で、どの情報が正しく、何が間違っているのかが、はっきりしない。ただ、少なくとも、妻と自分のささやかな場所と時間は損なわれないはず。 この情報社会...

印象に残っているワード ・人は大きな目的のために生きているわけではない、小さな目的のために生きてるんだ。 ・情報が拡散されたこの社会で、どの情報が正しく、何が間違っているのかが、はっきりしない。ただ、少なくとも、妻と自分のささやかな場所と時間は損なわれないはず。 この情報社会で、人は、何が正しくて、何が間違っている、ということを、自分の関係のないことまで首を突っ込み、ジャッジしている。匿名であることを逆手に、SNSでの誹謗中傷も増えている。 仕事は細分化され、仕事だから、という理由で悪いことも平気でする人が世の中にはごまんといる。良心がない、と表現されていた。 一方で、日本の社会人は、病んでしまい、自殺をする人も多いと聞く(他国に比べると)。社会の歯車の一員でしかないんだから、そこまで思い悩むこともないかもしれない、代わりはいくらでもいる、つまりは仕事としてやっているので、そこまで悩まず、嫌ならやめれば良い、その人の心があるうちに。そういうことも示唆している気もした。 「そうなっている」社会の仕組みに、どう抗っていくか、面白かったけど、一方で考えさせられる小説だったと思う。 情報に振り回されず、正しいと思えるものを信じ、妻とのささやかな時間を大切にしていきたい。

Posted by ブクログ

2024/06/24

少し未来の話 魔王の続きだったみたい 覚醒した主人公には安藤兄が憑いた、ってこと? サッパリ気持ち良い結末!てわけではないと感じた 全編通して「こんな世の中になったらどうする〜?」って問われてる感じ(ファシズムとか) 主人公の妻は何者だったんだろうか…

Posted by ブクログ

2024/05/11

上下巻まとめての感想 また時が経ったら読み返したい出会えて良かった一冊。 上巻は特に怒涛の展開で、あっという間に読んでしまった。途中、なかなか残虐なシーンがあり、そこは読むのが辛かった。井坂好太郎には笑いました。 心に残ったワードは「楽観とは、真の精神的勇気だ。」ほんとついつま...

上下巻まとめての感想 また時が経ったら読み返したい出会えて良かった一冊。 上巻は特に怒涛の展開で、あっという間に読んでしまった。途中、なかなか残虐なシーンがあり、そこは読むのが辛かった。井坂好太郎には笑いました。 心に残ったワードは「楽観とは、真の精神的勇気だ。」ほんとついつまらないことを心配して気を揉んでしまう性格なので、このワードを心に留めておきたい。 「文庫版あとがき」で文庫化にあたって改訂されていたことが書かれていました。機会があれば、改訂前も読んでみたい。 「魔王」を読んでなくても楽しめるけど、読んだ方がより一層面白い。そういえば、魔王では「死神の精度」の千葉さんが出てきたんですね。 同時期に書かれたという「ゴールデンスランバー」もぜひ読んでみたい。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品