商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2023/01/31 |
| JAN | 9784620108612 |
- 書籍
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真珠とダイヤモンド(下)
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真珠とダイヤモンド(下)
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商品レビュー
4.1
124件のお客様レビュー
桐野夏生の著書を初めて読んだけど、とても面白かった!! そして、怖かった〜私はバブルを経験していないから怖さが分かってないんだろうだからこそすぐ読み終えてしまったよ、、 きっとバブル崩壊とともに望月夫妻の最後のような事はたくさんあったんだろうな、、
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下巻も一気読みのスピードが落ちず、私も望月や佳那のように、得体の知れない強力な力に引き寄せられている感じがした。 思い描いていた未来、幸せな日々…。それはどこまで続く?結末は「やっぱりね」と思えるものなんだけど、「まさかそこまで…」というかなんというか。 ただ、望月にも佳那にも...
下巻も一気読みのスピードが落ちず、私も望月や佳那のように、得体の知れない強力な力に引き寄せられている感じがした。 思い描いていた未来、幸せな日々…。それはどこまで続く?結末は「やっぱりね」と思えるものなんだけど、「まさかそこまで…」というかなんというか。 ただ、望月にも佳那にも水矢子にも感情移入や同情はなくて、その読後感が不思議だなって思った。ずっと傍観者として人の不幸を望みながら楽しんでいたのかもしれない。だからペースを落とさず読めたのかな。
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(上巻と同文) うわーーーーーーめっちゃ一気に読み切った! なんとなく図書館で借りた上巻が面白過ぎてあっという間に読み終わって、翌日下巻を借りに図書館まで猛スピードで自転車を走らせた。 やっぱり桐野夏生さん好きすぎる。 昭和後期に証券会社の同期入社組として知り合った、水矢子、...
(上巻と同文) うわーーーーーーめっちゃ一気に読み切った! なんとなく図書館で借りた上巻が面白過ぎてあっという間に読み終わって、翌日下巻を借りに図書館まで猛スピードで自転車を走らせた。 やっぱり桐野夏生さん好きすぎる。 昭和後期に証券会社の同期入社組として知り合った、水矢子、佳那、望月。 自身の野望のためになりふり構わず突き進み、危険な橋を渡ることも厭わずに成り上がっていく望月と、彼と一蓮托生することを覚悟した佳那、目指すところは違えど彼らと並走して淡々と生きる水矢子。 止まるところを知らなかった望月の快進撃もバブル崩壊と共に翳りが見え、三人の人生は誰も思いもよらなかった軌跡を辿ることになる。 三人が出会ったとき、佳那と望月は二十歳、水矢子は高校を卒業したばかりの18歳だった。 若い彼らは、当然さまざまな苦悶や逡巡を経験するのだけれど、それでも常に、自身を貫く一本の芯のような、覚悟のようなものが彼らには通っているのを感じて、頼もしい気持ちで読むことができた。 とても疾走感のある小説だった。 最後まで読み終わってから、上巻の最初に戻ってプロローグを読み返したら全く違う景色が見えて、そういうことだったのか、と感服した。 上巻を読み終わった後でもう一度図書館に行ったとき、返却しないでいてよかった(家から持って行くのを忘れた)。 悲しいような、温かいような、清々しいような。 いろんな感情が引き起こされるラスト。 もしかしたら賛否両論あるかもしれないけれど、わたしはとても好きな終わり方だったなと思った。
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