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そして花子は過去になる 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2023/02/07 |
JAN | 9784299039422 |
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そして花子は過去になる
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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
このセカイはすごく残酷で美しいもの。 『名前』を呼ばれる幸福感はたまらなくわかる。 この本に出てくる人たちは、どの人の気持ちも理解できる。正しくない部分もなんとなくわかる。 でも1番感情移入したのは『お母さん』だったかなあ。 この本に出逢えてよかった。幸せになる。
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ずっと気になってた木爾チレンさんの名前で手に取り、帯がけんごさんで「あら♡」と思い、中村佑介さんのイラストに念押しされて購入 作中でも有名なイラストレーターって表現があって、改めて表紙を見て色々と詰まってるなって感じた 特に展開に驚いたりはしないけれど、読みやすく、ふんわり...
ずっと気になってた木爾チレンさんの名前で手に取り、帯がけんごさんで「あら♡」と思い、中村佑介さんのイラストに念押しされて購入 作中でも有名なイラストレーターって表現があって、改めて表紙を見て色々と詰まってるなって感じた 特に展開に驚いたりはしないけれど、読みやすく、ふんわりと優しい気持ちになれました JILLSTUARTのコスメって可愛いけど甘過ぎなくて、ただそこにあるだけで幸せだなぁって思う 服も可愛くて、それが似合う子なんだと思ったら想像しやすかった でもジルの靴は価格帯とか知らなくて「引きこもりが気軽に買える?」って心配になってしまった 検索してみたら案外高くなかったし(私には高いけど)、お年玉貯めてたんだね 京都歩いてみたくなる 特に待ち合わせ場所の鐘は絶対に見てみたい
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※このレビューにはネタバレを含みます
星は3.5くらいの印象かな〜 恋愛小説として読むと2人の関係はとても可愛らしく、特にぶつかることもなく温かい言葉を掛け合い、ただただハッピーエンドという感じ。 特に嫌な感じの人も出てこず、過去に花子をいじめた奴というか小柳津だけが嫌な奴かな笑 ゆかりちゃんはカコが話をつけてくれたし、千葉くんもなんだかんだ後悔してたみたいやし。 花子の母親がとりあえず素晴らしい人。どんな時でも味方でいてくれる人がそばにいるかどうかってめっちゃ大事やと思う。あの優しい母親がいてくれたからこそ、逆に花子はそれに甘えてしまってる部分もあると思った。でも花子が変わりたいって思った時に、あそこであともうひと押ししてくれた母親の存在は大きすぎる。 蓮に関しては、現代っぽい男の子の印象。もう少し家族とのことを深掘りして欲しい気持ちもあったけど、この小説においてそこまで大事な部分ではないか〜とも思ったり。父親にあなたを愛する余裕がなかったと直接ちゃんと言葉にして言われたらさすがに苦しいわ。それでも一緒に暮らす選択をした蓮は大人だなぁと。 カコは誰なのか、というのがミステリーの部分だったのですが、あまり捻りもなく、あー、、そういう感じね、、となってしまいました。でもわかりづらい言葉などは全くなくてすらすらと読めました。作者の表現力、言葉の紡ぎ方がとても好きだなと思ったので、メモ欄にたくさん書き残しています。他の本も読んでみたいなと思いました。
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