そして花子は過去になる の商品レビュー
このセカイはすごく残酷で美しいもの。 『名前』を呼ばれる幸福感はたまらなくわかる。 この本に出てくる人たちは、どの人の気持ちも理解できる。正しくない部分もなんとなくわかる。 でも1番感情移入したのは『お母さん』だったかなあ。 この本に出逢えてよかった。幸せになる。
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ずっと気になってた木爾チレンさんの名前で手に取り、帯がけんごさんで「あら♡」と思い、中村佑介さんのイラストに念押しされて購入 作中でも有名なイラストレーターって表現があって、改めて表紙を見て色々と詰まってるなって感じた 特に展開に驚いたりはしないけれど、読みやすく、ふんわり...
ずっと気になってた木爾チレンさんの名前で手に取り、帯がけんごさんで「あら♡」と思い、中村佑介さんのイラストに念押しされて購入 作中でも有名なイラストレーターって表現があって、改めて表紙を見て色々と詰まってるなって感じた 特に展開に驚いたりはしないけれど、読みやすく、ふんわりと優しい気持ちになれました JILLSTUARTのコスメって可愛いけど甘過ぎなくて、ただそこにあるだけで幸せだなぁって思う 服も可愛くて、それが似合う子なんだと思ったら想像しやすかった でもジルの靴は価格帯とか知らなくて「引きこもりが気軽に買える?」って心配になってしまった 検索してみたら案外高くなかったし(私には高いけど)、お年玉貯めてたんだね 京都歩いてみたくなる 特に待ち合わせ場所の鐘は絶対に見てみたい
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- ネタバレ
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星は3.5くらいの印象かな〜 恋愛小説として読むと2人の関係はとても可愛らしく、特にぶつかることもなく温かい言葉を掛け合い、ただただハッピーエンドという感じ。 特に嫌な感じの人も出てこず、過去に花子をいじめた奴というか小柳津だけが嫌な奴かな笑 ゆかりちゃんはカコが話をつけてくれたし、千葉くんもなんだかんだ後悔してたみたいやし。 花子の母親がとりあえず素晴らしい人。どんな時でも味方でいてくれる人がそばにいるかどうかってめっちゃ大事やと思う。あの優しい母親がいてくれたからこそ、逆に花子はそれに甘えてしまってる部分もあると思った。でも花子が変わりたいって思った時に、あそこであともうひと押ししてくれた母親の存在は大きすぎる。 蓮に関しては、現代っぽい男の子の印象。もう少し家族とのことを深掘りして欲しい気持ちもあったけど、この小説においてそこまで大事な部分ではないか〜とも思ったり。父親にあなたを愛する余裕がなかったと直接ちゃんと言葉にして言われたらさすがに苦しいわ。それでも一緒に暮らす選択をした蓮は大人だなぁと。 カコは誰なのか、というのがミステリーの部分だったのですが、あまり捻りもなく、あー、、そういう感じね、、となってしまいました。でもわかりづらい言葉などは全くなくてすらすらと読めました。作者の表現力、言葉の紡ぎ方がとても好きだなと思ったので、メモ欄にたくさん書き残しています。他の本も読んでみたいなと思いました。
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みんなが温かい人で純粋な物語だった。 タイトル回収が素晴らしいですね。 読みやすく優しい気持ちになりました。
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私は何となく種は分かっていたけれど、それでもだんだんとタイトルの意味が明らかになっていく展開が面白くて、数時間で読み切ってしまった。 がんばれという言葉が少しだけ好きになれた
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作者のデビュー作を読んで以来の1冊。 もっとひりついた感情を書く人かと思ったが 想像していた以上に純粋な恋愛ものだった。 タイトル回収に拍手。
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高校生男子です。 今まであまりこういう小説は読まなかったですが、 とても良かったです。 主人公たちのような綺麗な心を持ってる人は絶対幸せになるべき人です。それがこの本では叶ってよかったです。 自分も誰かの光になれるような存在になりたいと思いました。 キングダムでも人の本質は光だ、...
高校生男子です。 今まであまりこういう小説は読まなかったですが、 とても良かったです。 主人公たちのような綺麗な心を持ってる人は絶対幸せになるべき人です。それがこの本では叶ってよかったです。 自分も誰かの光になれるような存在になりたいと思いました。 キングダムでも人の本質は光だ、という政の言葉が印象的で自分の価値観の軸にもなっているので、それを別の物語でさらに深めることができたと思います。
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村上春樹の後に読んだから、ふだん慣れていない味わないと美味しさのわからないワインとは違う、味のわかりやすいラムネのようなキャッチーさを感じ、私にとってはすごく良いタイミングで読めたなと思った。 手に取ったきっかけは表紙のイラストが中村佑介だったからなのですが、それもすごくハマって...
村上春樹の後に読んだから、ふだん慣れていない味わないと美味しさのわからないワインとは違う、味のわかりやすいラムネのようなキャッチーさを感じ、私にとってはすごく良いタイミングで読めたなと思った。 手に取ったきっかけは表紙のイラストが中村佑介だったからなのですが、それもすごくハマってた。花子がカコで過去と同音なことに気づいたのは恥ずかしくも最後の方だったけど、その瞬間には鳥肌がたった。 なんとも素敵なお母さんですこと。
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久しぶりに 純粋な気持ちで登場人物に寄り添えた作品 がんばって生きてる人 みんなしあわせになれるといいな
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