商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/01/25 |
JAN | 9784065289532 |
- 書籍
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数学の女王
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数学の女王
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商品レビュー
3.6
51件のお客様レビュー
沢村シリーズ2作目。 前作に引き続きちょっとご都合主義的なところがあるが、軽いミステリーとして読むぐらいがちょうどいいのかも。 主人公はじめ人物はなかなか魅力的なのだが、あまり活かされていない印象。 次作があれば期待。
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北海道警察、沢村依理子シリーズ2作目。沢村は北海道系本部警務部に異動となったが、すぐに捜査一課に配属される。理由は同僚の男性が育休を取ったから。沢村は大学院博士課程を修了後に警官になった異色の経歴を持つ女性。そんな女性捜査一課で活躍することもイメージアップに繋がると考えられたためだ。 事件は新設の大学院で起こった爆破事件。大学院の学長は数学が専門の女性。当初警察は副学長の三島を疑っていた。学長争いで2人が候補になったからだった。さらに現場からは三島の懐中時計も見つかる。沢村たちは三島が学んだ神戸の大学に向かう。そして三島の妻もまた数学を専門としていた研究者だったことを知る。しかし彼女は職を見つけられず妻となり母となったのだった。彼女には三島よりも優れた数学の才能があった。妻諒子は、恩師から自分が疎まれていたのはなかったのは女であったからだと勘違いしていた。それが三島たちの恩師への復讐心に変わり、爆破計画を立てたのだった。その練習台として、同じくアメリカの大学で教授の座を争った大学院学長を殺害しようとしたのだった。 《感想》これは作者のデビュー2作目?手堅いわー。沢村は博士号を取得したとはいえ名探偵のように何でもサクサク解決するわけでもなく、捜査自体はすごく地味。博士課程という学歴が役に立つのは文章を読む時ぐらい。さらに恋人が自殺したという背景も抱えている。そんな中、公安とのやり取りや、自分の班の中にいるスパイなどのことも考えながら事件解決に努力する。最後、爆弾を持っているかもしれない犯人涼子の元へたった一人で向かうところはかっこよかったな。ちょっとずつでいいから続編も期待。
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ちょうど、NHK大河ドラマや朝ドラでも、性差別がテーマになっていますが、本作もそういう意味でも、深い内容かなと思います。 前作を読んでから読まれたほうがいいかもです。私はここから読んでおり、少しわからない部分がありました。これから読もっと
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