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新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動 中公新書2734
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2023/01/18 |
| JAN | 9784121027344 |
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新興国は世界を変えるか
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新興国は世界を変えるか
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
新興国と言えば、アメリカ、日本、イギリスやEU各国、特にドイツやフランスの様な先進国と比べ発展段階にある、言わば「次に先進国となる国」(候補)と言った意味合いで捉えることができる。一時期は発展途上国と言った呼び名もあったが、現在ではその呼び名も、経済的にも工業的にも、もっと遅れた...
新興国と言えば、アメリカ、日本、イギリスやEU各国、特にドイツやフランスの様な先進国と比べ発展段階にある、言わば「次に先進国となる国」(候補)と言った意味合いで捉えることができる。一時期は発展途上国と言った呼び名もあったが、現在ではその呼び名も、経済的にも工業的にも、もっと遅れた段階にある様なイメージで受け止められるため、新興国は発展途上国と先進国の間にありながら、世界経済を牽引し、かつ次の先進国になり得る要素を持つ、時間軸的な意味を多く含んでいる様に思える。言ってみれば、本当に先進国になるかは現段階では未知の部分もあるが、次の先進国が生まれるとすれば、その中から出てくる可能性が非常に高い、といった具合に受け止めるのが良いだろう。先進国の行き場を失いつつあるマネーが流入するならそのいずれかであり、若干博打的な要素を持ちつつ、巨大な利益を得る可能性に賭ける人も多いだろう。そう言えば、一時期南アフリカのランド債というのが流行ったが(今も需要があるかもしれないが)、南アフリカも投資先として名高い「BRICS」の「S」の一角である(当初は南アフリカを除く複数形としてのBRICsであったが、SouthAfricaも正式な一員となった)。なお、既にこの新興国の中でも、韓国やシンガポールは国民の所得は日本のそれを超え、裕福であるだけでなく、世界経済に大きな影響を与える位置にまで上り詰めている。中国は国単位で見ればGDPはアメリカに次ぎ世界第2位である。 前述の通り、投資先として有望である事は間違いないが、結果的に我々の予想通りになるか否かはわからない。だからこそ、人々(特に投資を考える一般市民であっても)は投資先として十分たり得るかの熱い眼差しを向ける。 本書はそうした「新興国」に世界の中から29カ国を位置付けで、さまざまな視点で分析を加える事で、現在の国家としての成熟度や、将来に向けて発展の兆しを生み出す政治体制、社会制度などのあらゆる視点を数値化し、データを基にして分析を加えていく内容となっている。社会福祉に対する国の予算配分、軍事費の割合、多党制や一党独裁などの政治体制、エネルギー資源の輸出量など、その数値は多岐に渡る。そしてその国々が持つ歴史にも若干ながら触れる事で、将来の国の振る舞い方などを予測する参考にもしている。さまざまな視点で分析された結果、何処の国が次の先進国であるかの答えを示すものではなく、それ自体は読者である我々に回答を委ねる。 かつて、日本より遥かに栄えた(それも、近代に入りそれほど古くない過去に)アルゼンチンやチリが、既に先進国経済とは大きく引き離された現状に留まっている。発展は永続的ではなく、国の指導体制や国民一人ひとりの意識で簡単に乱高下するものだ。何よりロシアがウクライナに侵攻したり、中国が南シナ海や台湾を狙う様に、対外関係にも大きく左右される。そうした各国の思惑を地政学的に分析し、尚且つ本書の様な数値データを用いて、更に解析を進めて予測する。先の見通しが難しい時代になっている事は間違いないが、世界のグローバル化は自身の生活にも少なからず影響を及ぼしている。 本書の様な書籍から、世界の潮流をある程度把握し、日常への備え、不労収入獲得?に活かしてみても良いかもしれない。
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「自由主義的国際主義」と「国家主義的自由主義」この言葉は「本音と建前」(法的見せかけは自由主義だが、実際は国家の利益優先とする独裁主義を言う。現在中国、ロシア、トルコ、イスラエルなど都合に合わせた表向きと裏事情で「国家主権主義」を巧みに弁明利用している国家である。特に近年は「権威...
「自由主義的国際主義」と「国家主義的自由主義」この言葉は「本音と建前」(法的見せかけは自由主義だが、実際は国家の利益優先とする独裁主義を言う。現在中国、ロシア、トルコ、イスラエルなど都合に合わせた表向きと裏事情で「国家主権主義」を巧みに弁明利用している国家である。特に近年は「権威主義的国家」として独裁的判断の下、国家利益主義を主張し、国連、国際原則・ルールを完全無視した軍事行動を取っていることが脅威だ。方やそれを軍事的に支援し、戦争を煽る行動の国家も、今後更なる他国領土への一方的な侵略を正当化していく可能性はある。そのため日本は「国防・防衛」的にも自国の軍事力を高めることは必須であり、隣国との相互経済発展を考慮しながら交渉していくべきだ、と感じる。
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図書館で借りた。 中公新書から1冊。現代国際関係論って感じのタイトル。BRICSをはじめとして29ヵ国を本書における新興国と定義し、それらの国々を分類して考察した1冊。政治体制を「民主主義」に対する「権威主義」として1つの軸を置くのは本書に限らずよく見る。本書に出てきた図でユニー...
図書館で借りた。 中公新書から1冊。現代国際関係論って感じのタイトル。BRICSをはじめとして29ヵ国を本書における新興国と定義し、それらの国々を分類して考察した1冊。政治体制を「民主主義」に対する「権威主義」として1つの軸を置くのは本書に限らずよく見る。本書に出てきた図でユニークだなと思ったのは、それに「自国中心」「国際協調」という軸を加えた2次元で表していたところ。たしかに一つの見方と感じた。 とは言え、タイトルを考察すると、極端な第三次世界大戦が起こる可能性は低いし、新興国が急にアメリカと入れ替わるような形で世界の覇権を握るということも無いだろう。かと言って、アメリカがいつまでも"世界の警察官"でいることも無い。また民主主義はベターではあるが完璧ではない。これも最近はよく言われている言葉だ。 教養を身に着けたイチ大人として、未来を俯瞰していきたいと感じる1冊でした。
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