商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2023/01/11 |
JAN | 9784478107003 |
- 書籍
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マザーツリー
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マザーツリー
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
森や土、菌類への見方が変わった。 と同時に、著者の女性として、学者として、母として、など、色んな場面ごとの葛藤や喜びなども丹念に描かれていて、森や生態に関すること以外の、読み物としても良かった。むしろ、物語的に科学の話が混じられているのは、ただ図鑑を眺めているよりずっとイメージが...
森や土、菌類への見方が変わった。 と同時に、著者の女性として、学者として、母として、など、色んな場面ごとの葛藤や喜びなども丹念に描かれていて、森や生態に関すること以外の、読み物としても良かった。むしろ、物語的に科学の話が混じられているのは、ただ図鑑を眺めているよりずっとイメージが湧きやすく分かり良い。
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木はお互いにつながりあって会話している、という森林生態学を根本から変えた本。映画アバターも影響されているとのこと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は、木々が失われ行く田舎で育ったが、病院通いのために都会へ移り住んだ。そうしてーーいやずっとというべきだろうかーー「森へ行きたい、棲みたい」と強く願い続けている。 本書を手に取ったのは偶然と、訳者・三木直子さんのお名前に惹かれたためだ(三木さんは私の棚の一番上に常にある『植物と叡智の守り人』も訳されている)。5年以上あたためている物語のテーマが「森」で、片っ端から読んではいたけれど、これほど、「ああ、私が森を希求して、もがきながら得たいと思っていたのは、(スザンヌ・シマード(著者)の)このマッピングを知りたかったからだ」と思い得た本はない。 死にゆくトウヒの苗木に、「どうしてこんなことが起きるのか絶対に調べる」と誓ってそれから研究のレンズを手に取り、森を調べて行き、様々な人生の出来事を体に受けながら、その森の力に気付かされて、森のネットワークは西洋的研究(そのレンズ)の及ばぬところにあると悟った。そういう本だ。子供の辞書並みに厚いが、ぜひ読んでほしい。
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