商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2023/01/01 |
JAN | 9784846021658 |
- 書籍
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白装束集団を率いた女
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白装束集団を率いた女
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
最初こそ教祖の妄想に付き合わされる人たち・・・という印象で読んでいたが、それだけではない、人間のわけのわからない深みみたいなことを感じた。p.274の、聖と俗の違いはあるが聖と狂の違いは必ずしも存在しない・・・みたいに書かれているところは妙に納得してしまった。宗教学等からの知見が...
最初こそ教祖の妄想に付き合わされる人たち・・・という印象で読んでいたが、それだけではない、人間のわけのわからない深みみたいなことを感じた。p.274の、聖と俗の違いはあるが聖と狂の違いは必ずしも存在しない・・・みたいに書かれているところは妙に納得してしまった。宗教学等からの知見が書かれていて、それも知らないことが多く勉強になった。著者の次回作もまた読んでみたい。
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【人間は、その狂気の渦中にあっても、絶えず、その狂気の中に意味を見出し続ける存在なのだろうか】(文中より引用) 山間に現れて突如ワイドショーを賑わせた白装束集団。千乃裕子率いる千乃正法会とパナウェーブ研究所がどこから現れ、そしてメディアの狂騒劇の後にどのような末路をたどっていっ...
【人間は、その狂気の渦中にあっても、絶えず、その狂気の中に意味を見出し続ける存在なのだろうか】(文中より引用) 山間に現れて突如ワイドショーを賑わせた白装束集団。千乃裕子率いる千乃正法会とパナウェーブ研究所がどこから現れ、そしてメディアの狂騒劇の後にどのような末路をたどっていったのかを記したノンフィクション。著者は、本書が初めての著作となる金田直久。 「人に狂気を信じる自由はあるのか」という問題を丁寧に扱った秀作。上から目線になることなく、それでいてどこまで客観的に千乃裕子の生涯を綴ることにより、信じることの不思議さと恐ろしさを両方垣間見せてくれる、味わい深い作品でした。 当時すごい話題になったのを覚えている☆5つ
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熱意の行き着く先の一つ。人は自分の物語から逃れらず、どのように物語がかきかわるかにどれ位自分が関与できるかも死ぬまでわからないということなんだろう
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