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ディーノ・ブッツァーティ(著者), 長野徹(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東宣出版
発売年月日 2022/12/28
JAN 9784885881091

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2025/10/21

ブッツァーティ最晩年の短編集。 ブラックで風刺が効いていて寓話的なお話が多いです。少し意地悪な傾向が強い気がして、無邪気には楽しめず、読了に時間がかかってしまった。 細かくいうと「塔」は「タタール人の砂漠」を彷彿とさせるお話で、「十月十二日に何が起こる?」はSFぽくて割と好み...

ブッツァーティ最晩年の短編集。 ブラックで風刺が効いていて寓話的なお話が多いです。少し意地悪な傾向が強い気がして、無邪気には楽しめず、読了に時間がかかってしまった。 細かくいうと「塔」は「タタール人の砂漠」を彷彿とさせるお話で、「十月十二日に何が起こる?」はSFぽくて割と好み。 長編が好きな作家さんは短編はもっと好きなことが多いんだけど、ブッツァーティ先生は長編の方が好きかもなあ…。それも『古森のひみつ』あたりの低年齢層向けが好き。『シチリアを占領したクマ王国の物語』は絵も含めて好きです。

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2024/04/05

やはり老いや無駄に時間が過ぎていくことの残酷さをえがいたものが多かったと思う。SFみたいなのもいくつか。 よかったけど、今まで読んだブッツァーティの中ではあまりハマらなかった方にはいるかも。 好きだったのは以下。 『同じこと』 余命宣告をされるが、それが仮に何十年後だとしたら...

やはり老いや無駄に時間が過ぎていくことの残酷さをえがいたものが多かったと思う。SFみたいなのもいくつか。 よかったけど、今まで読んだブッツァーティの中ではあまりハマらなかった方にはいるかも。 好きだったのは以下。 『同じこと』 余命宣告をされるが、それが仮に何十年後だとしたら。 『うんざりさせる手紙』 昔の友人らしき人からの手紙。 普通の内容かと思いきや途中から様子がおかしくなり…… 『セソストリ通りでは別の名で』 立派な人々ばかりが住んでいると思われた建物だが実は…… 『ヴェネト州の三つの物語』 創作にしてはちょっとありがちな怪談かなと思っていたけど、解説を読むとノンフィクションらしい。 『交通事故』 交通事故にまつわる胸くその悪くなるような話。 『塔』 独りよがりで人生を無駄にしてしまった話。 『タタール人の砂漠』に似たテーマかもしれない。 『チェネレントラ』 障害のある少女が担がれて悲惨な目にあうが…… チェネレントラはイタリア語で「シンデレラ(灰かぶり姫)」のことらしい。

Posted by ブクログ

2023/10/31

「死」や「若さと老い」に関する短編が多く見られた。短い物語りの中にも細かな設定が設けられ、その一つ一つが彼独特の、知的でどこか物寂しい雰囲気を漂わせている。 彼の名作「タタール人の砂漠」を思わせるような短編もみられ、全体を通して非常に満足のいく内容でした。

Posted by ブクログ