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ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方
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ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方

三好範英(著者)

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ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2022/12/24
JAN 9784794226228

ウクライナ・ショック 覚醒したヨーロッパの行方

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2023/07/30

ロシアはスターリンとその遺産を清算していない。スターリンはロシアで最も人気のある政治家の一人。非常に深刻な事態だ。プーチンはソ連の解体は前世紀で最大の地政学敵な悲劇だという。

Posted by ブクログ

2023/06/22

 実際には「ウクライナ」は遠い国、一生の間に訪れることはないだろう。しかし、本書は、ウクライナを一挙に私たちに近づけてくれる。  冒頭の引用。 「自由貿易体制や他国間強調を基軸にしたリベラルな国際秩序の、また、国の徳利を確かにするための領土保全の原則の最大の享受国が日本である。そ...

 実際には「ウクライナ」は遠い国、一生の間に訪れることはないだろう。しかし、本書は、ウクライナを一挙に私たちに近づけてくれる。  冒頭の引用。 「自由貿易体制や他国間強調を基軸にしたリベラルな国際秩序の、また、国の徳利を確かにするための領土保全の原則の最大の享受国が日本である。それを公然と破壊する国や行動を容認できないのは自明」(28頁)  少なくとも、我々が、可能な限りで支援の輪を広げることを正当化する。遠い国の問題ではない、我々の問題でもある、ということを教えられた。

Posted by ブクログ

2023/04/26

ロシアによるウクライナ侵攻後、欧州がどのように変わったか5つの章に分けて書かれいてる。 1. ドイツ 第二次大戦以降、復興にあたり戦争に関わらない平和主義、事勿れ主義が国の根幹にあった。また同国にとってロシアは主要なエネルギーの供給元であったが、ウクライナ侵攻後、ロシア依存のリス...

ロシアによるウクライナ侵攻後、欧州がどのように変わったか5つの章に分けて書かれいてる。 1. ドイツ 第二次大戦以降、復興にあたり戦争に関わらない平和主義、事勿れ主義が国の根幹にあった。また同国にとってロシアは主要なエネルギーの供給元であったが、ウクライナ侵攻後、ロシア依存のリスクを認識しエネルギーの多角化に取り組むとともに、ウクライナへの軍需物資の支援に動いた。 2. ポーランド ロシアの怖さを認識していたポーランドはウクライナでの出来事を自分ごとと捉え、積極的に避難民の受入、支援を行ってきている。また早くからエネルギーの調達をロシアに頼らない体制を作っていた。 3.歴史戦争的側面 歴史的なウクライナの独立国家としての正当性とそれを否定し、元々ソ連の一部であり自国に取り込むべきと主張するロシアの歴史的な側面を持つ戦争である。 4. ロシアの戦争 冬戦争とウクライナ侵略を比較するとロシアの戦争の仕方は変わっていない。 ①安全保障上の理由で侵略 ②相手国へのみくびり、計画の杜撰さ、自国民の犠牲の多さ ③国家の危機を通じて相手国が団結した。

Posted by ブクログ

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