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黒い海 船は突然、深海へ消えた
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黒い海 船は突然、深海へ消えた

伊澤理江(著者)

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黒い海 船は突然、深海へ消えた

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/12/23
JAN 9784065304952

黒い海 船は突然、深海へ消えた

¥1,980

商品レビュー

4.3

81件のお客様レビュー

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2025/11/24

ぐいぐい引き込まれて一気読み。 海難事故調査に優先順序があるとはなんたることか。しかも、今後の海の安全のために事故の原因を究明することが使命なはずの機関がこんな杜撰な報告書を出す。 人の命よりも軍事機密の方が大事なのか。

Posted by ブクログ

2025/07/14

2008年、犬吠埼で起きた漁船転覆事故を追うノンフィクション。潜水艦との衝突の可能性が高いのだが、国の調査委員会の報告では波のせいにされる。 丹念に取材を積み重ねていく著者(本書が初著作)の真摯な姿が浮かび上がる。

Posted by ブクログ

2025/07/06

豊富な取材と調査に裏打ちされていると感じさせる。 海難事故に詳しいノンフィクション作家はあまりいないと思うが、読者もそんなに詳しくないので、同じペースで知識を深めていけるのがよい。 この事件は本来であれば地元紙などは取り上げてもおかしくないが、東日本大震災によってそれどころではな...

豊富な取材と調査に裏打ちされていると感じさせる。 海難事故に詳しいノンフィクション作家はあまりいないと思うが、読者もそんなに詳しくないので、同じペースで知識を深めていけるのがよい。 この事件は本来であれば地元紙などは取り上げてもおかしくないが、東日本大震災によってそれどころではなくなり、忘却の危機にあった。それを著者が救った(?)ことの意義は大きい。 ノンフィクションの苦難というと商業的に成立させることの難しさがあるが、なんでも黒塗りにする日本の情報公開制度という問題点もいよいよ表面化してきたのだな。 それを補完するためにアメリカの情報公開制度を使うのがライターの腕になってくるのだろうが、それでよいのか日本社会、という話である。

Posted by ブクログ