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笑犬楼vs.偽伯爵
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笑犬楼vs.偽伯爵

筒井康隆(著者), 蓮實重彦(著者)

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笑犬楼vs.偽伯爵

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/12/21
JAN 9784103145356

笑犬楼vs.偽伯爵

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商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

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2024/07/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

7/16読了。 筒井康隆先生と蓮實重彦先生の対談と批評、そして書簡。 対談は「同時代の大江健三郎」。不勉強な為、大江健三郎先生の本を(そして蓮實重彦先生の本も)まだ読んでいないので、雰囲気と半世紀以上年上の方はどのように話すのか、感じるのか、味わうように読みました。タイトル通り大江先生の話をしているのですが、まるでファンボーイのような生き生きとした対談。言っている内容は何もわからないのにこちらも嬉しくなりました。「世の中次第にブラックユーモアが許容されない世の中になってきている」という筒井先生の書簡のフレーズが1番目を引きました。確かに。そして改めてですが筒井先生はブラックユーモアを書いているのだなと…(まだ先生の本は2冊しか読んでいない身分であれですが)

Posted by ブクログ

2024/06/16

筒井康隆x蓮實重彦「笑犬楼vs.偽伯爵」毒舌ふたりの対談&往復書簡は、予想外に優雅なやり取りだった。が内容はやはり辛辣で大江の褒め殺しがおもしろい。ふたりとも嫌味の感じとか品の方向が、英が米を小馬鹿にするのに似てる。戦前生まれの真の知識階級。知性あってこその罵詈雑言という...

筒井康隆x蓮實重彦「笑犬楼vs.偽伯爵」毒舌ふたりの対談&往復書簡は、予想外に優雅なやり取りだった。が内容はやはり辛辣で大江の褒め殺しがおもしろい。ふたりとも嫌味の感じとか品の方向が、英が米を小馬鹿にするのに似てる。戦前生まれの真の知識階級。知性あってこその罵詈雑言というよいお手本。

Posted by ブクログ

2024/01/04

口の汚い頑固な爺さん2人の罵り合いを期待していたのに、見事にうらぎられる! 互いに気を遣い合うかの如き美辞麗句の数々! それにしても、蓮實さんが「◯◯させていただく」表現を連発していることに、ガッカリしました…。

Posted by ブクログ

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