商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/12/22 |
JAN | 9784041132173 |
- 書籍
- 文庫
なまなりさん
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なまなりさん
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
著者自身がYouTubeで話していたのを半分ほど聞いていましたが、後半は予想を上回る恐ろしい展開にゾッとした。脚色無しの実話ということを踏まえると、語り手が述べているように読者も「呪い」の類を信じる信じないの二元論ではなく、事実として受け入れざるを得ないとなってくる。最も解釈は自...
著者自身がYouTubeで話していたのを半分ほど聞いていましたが、後半は予想を上回る恐ろしい展開にゾッとした。脚色無しの実話ということを踏まえると、語り手が述べているように読者も「呪い」の類を信じる信じないの二元論ではなく、事実として受け入れざるを得ないとなってくる。最も解釈は自由ではある。読み終えて、頭に過ぎったことは被害者?家族に起こった長きにわたる不幸は、呪をかけた一人がもたらしたものなのか、その家系にまつわる過去の怨念的なものなのか、誰も明確な説明をしないので分からなかった。事実はミステリー小説のようにすっきりとは終わらない、このようなものだろうと考えれば余計にこの本で語られたことが恐ろしく思えてきた。
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- ネタバレ
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怪談を取材してるという構成。 語り方に好みはあるが。 あとがきや背景を知っているとより楽しめるんだと思う。 勉強不足ながら初めて知った身としては、衝撃的な内容。新三茶と同じく、あまりにもストレートで露骨な怪現象ゆえに、疑ってしまうパターン。 あまりにも生々しいゆえに、フィクション性が低く、リアリティが高い。作られた話感が薄い。ある意味、読み物としては単調なんだが、それが信憑性を担保してるように思える。 サヤコにこの本をお供えしてたり、とか後書きの内容が不謹慎ながら微笑ましい。
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オカルトエンタメ大学でご紹介されていたところ気になったので購入。さくっと読めておもしろかった。 呪いは残り続けているということと、著者がこの話を書こうとしたことで起こったことを考えるとこれは拡散系の怪談にならない? ただでさえ強い業を背負っていた家の姉妹が、とある女性をいじめ追い...
オカルトエンタメ大学でご紹介されていたところ気になったので購入。さくっと読めておもしろかった。 呪いは残り続けているということと、著者がこの話を書こうとしたことで起こったことを考えるとこれは拡散系の怪談にならない? ただでさえ強い業を背負っていた家の姉妹が、とある女性をいじめ追い詰め死に追いやったことで呪いが強まり一家が不幸に陥るまでの話。自業自得がすぎるけど最後あたりは「もう少し手心というものを…」ってな気持ちが少しだけ出てきたが、むりな話よな。ひとを呪うなら自分も呪われる覚悟でやらなきゃ。 って思ったけど、双子の他人から恨まれても知ったことではないって態度と、後半の怯えようのギャップというか人が変わったかのような違和感はなんなのだろう。 沙代子を追い詰めているときなんかはむしろ私たちを呪ってくれと言わんばかりのことをしているの考えると、あれは双子の家系の呪いがさせてるのかなっても思える。 女性の描写とかが昭和から平成初期っぽかった。
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