
- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1225-04-04
月桃夜 新装版 新潮文庫

737円
獲得ポイント6P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/11/28 |
JAN | 9784101043524 |
- 書籍
- 文庫
月桃夜 新装版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
月桃夜 新装版
¥737
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
2009年第21回日本ファンタジーノベル大賞 そして、遠田さんのデビュー作 薩摩の支配下にあった江戸時代の奄美 その階級社会最下層の少年と少女 現代の奄美の海上を カヤックで漂流する少女 その兄との生死を彷徨う事故と病気 奄美の伝説が元にはあるようです ファンタジーであり 歴...
2009年第21回日本ファンタジーノベル大賞 そして、遠田さんのデビュー作 薩摩の支配下にあった江戸時代の奄美 その階級社会最下層の少年と少女 現代の奄美の海上を カヤックで漂流する少女 その兄との生死を彷徨う事故と病気 奄美の伝説が元にはあるようです ファンタジーであり 歴史物であって 兄弟の物語になっています そして 兄達は過ちを犯す デビュー作とは思えない物語の幅の広さです 私には この両方の兄達の頑なさが 憐れから 穢れへと移りゆく事が苦しかった
Posted by
好きな作家、遠田潤子のデビュー作。現代の海のはなしと江戸時代の奄美の鳥のはなしで構成されたファンタジー。「これがデビュー作か⁈」というくらい、素晴らしい秀作だ。 奄美の暗く、希望のない生活。囲碁という希望。禁断の愛に山の神、悪神。不思議な空気感と蜃気楼のように進む話。絶望で終わる...
好きな作家、遠田潤子のデビュー作。現代の海のはなしと江戸時代の奄美の鳥のはなしで構成されたファンタジー。「これがデビュー作か⁈」というくらい、素晴らしい秀作だ。 奄美の暗く、希望のない生活。囲碁という希望。禁断の愛に山の神、悪神。不思議な空気感と蜃気楼のように進む話。絶望で終わることなく、最後に前に進む道標を示す。 「この世の終わりで、また」
Posted by
個人的にとても好きだった。 ——濃く、そして哀切だ。 解説にそうある通りの印象。 結構狂気的な部分も感じるけれど、そこがよかった。 久しぶりに、ずるりと引きずりこまれたな、という感覚。
Posted by