商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 緑書房 |
| 発売年月日 | 2022/11/22 |
| JAN | 9784895318709 |
- 書籍
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獣医病理学者が語る 動物のからだと病気
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獣医病理学者が語る 動物のからだと病気
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
行きつけの動物病院に置いてあった本。 待ち時間に読んでなかなかおもしろかったので、図書館で借りてきた。 「病理医」という仕事がある。手術で採取された試料を顕微鏡で観察して病気を診断したり、亡くなった人を病理解剖して死因を調べたりする医師である。 獣医学にも同様の仕事をする獣医師...
行きつけの動物病院に置いてあった本。 待ち時間に読んでなかなかおもしろかったので、図書館で借りてきた。 「病理医」という仕事がある。手術で採取された試料を顕微鏡で観察して病気を診断したり、亡くなった人を病理解剖して死因を調べたりする医師である。 獣医学にも同様の仕事をする獣医師がいて、「獣医病理医」と呼ばれる。 ヒトが対象の病理医はヒトの病気を扱うが、獣医病理医の場合は、ヒト以外のすべての動物が対象となる。考えてみれば、これはかなり大変なことで、家畜の牛や馬、または犬・猫などのペットに始まり、哺乳類が多いとはいっても、両生類・爬虫類・鳥類などさまざまな形態・生態の動物を扱うわけである。ましてそれらが事故であったり、何らかの病気であったりで亡くなったとなれば、さまざまな所見があることは想像に難くない。 本書では、 「獣医病理医」のお仕事 動物の病気とからだのしくみ 動物の感染症に注意 動物にも死因不明者会が到来? の4つの章にわけ、獣医病理に関するトピックが語られる。 1つ1つは数ページ程度で細切れ読書にも向いている。 時々挿入されているコラムも楽しく興味深く読める。 「カワウソは尿路結石になりやすい」「ヘビは膀胱炎にならない(膀胱がないから)」といった特定の動物に関するトピックもあれば、さまざまな動物の心臓を比較したり、動物によって起こりやすい病気の違いを論じるトピックもある。 中でも興味深いのは、獣医の仕事が、町の動物病院のいわゆる「動物のお医者さん」だけではないこと。食肉が流通に適しているかどうかを検査する仕事、動物の感染症が蔓延しないようにする仕事、動物愛護に関わる仕事など多くの職種がある。 もちろん、その中に著者の獣医病理医もあり、さまざまな病気の診断を行ったり、死因を究明したりしている。 動物園などで飼育されていた動物が亡くなると病理解剖が行われることが多いが、ペットでは病理解剖まではしないのが一般的だろう。 だが、「死」に向き合うことは、実は「生」に向き合うことである。 死には、何らかの理由がある。 熱中症と思っていたのが実は感染症であったとか、病院での処置で医療過誤があったとか、見えない理由が病理解剖によって見えてくることもありうる。 「死」の原因を探ることで、それを次の「生」に活かすこともできるのだ。 近年は飼い主さんに配慮して、遺体の皮膚の切開を最小限にとどめ、最後は手術のときのように縫合する「コスメティック剖検」が行われる例もあるという。 今後、ペットの病理解剖も徐々に広がっていくのかもしれない。
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☆3.5 図書館にて読了。 動物医療に携わる人間として、病理の先生方にはいつもお世話になってきました。 医療関係者以外にもわかりやすく病理の業務とはなんたるか、動物の解剖トリビア(キリンの血圧etc...)、感染症の危険性など解説してくださり、すいすい読了。 個人的にはもっと専門...
☆3.5 図書館にて読了。 動物医療に携わる人間として、病理の先生方にはいつもお世話になってきました。 医療関係者以外にもわかりやすく病理の業務とはなんたるか、動物の解剖トリビア(キリンの血圧etc...)、感染症の危険性など解説してくださり、すいすい読了。 個人的にはもっと専門的な解剖学の知識が識りたかったので☆少なめですが、読みやすさ・先生のお人柄が伝わる語り口にとても好感を持ちました◎
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獣医病理のことだけかと思いきや、獣医師がかかわるすべての業務や動物、特筆すべき病気など様々なことが書いてありました。病理、公衆衛生、感染症、微生物、ウイルス、寄生虫幅広く、身近に感じることができました。
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