商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2022/11/16 |
JAN | 9784152101839 |
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グレイス・イヤー
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商品レビュー
3.8
47件のお客様レビュー
フェミニズムディストピア小説、と呼ぶらしい。ハンガーゲームが好きで読み始めたが、独特なダークな雰囲気もありつつデスゲーム感も。世の中のあらゆることに置き換えられる話だな〜と後からたまに思い出す本。
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この本は身近ではないからこそ、イメージのしづらい部分は多々あった。しかし、男女等の性別に関わらず誰かに都合の良い世の中って沢山ありふれてるよな。 そんなことを考えさせられる作品です。 ※面白い!!と言って進めることはしないけど、考えさせられる部分はあるよ〜と言った感じですね。 ...
この本は身近ではないからこそ、イメージのしづらい部分は多々あった。しかし、男女等の性別に関わらず誰かに都合の良い世の中って沢山ありふれてるよな。 そんなことを考えさせられる作品です。 ※面白い!!と言って進めることはしないけど、考えさせられる部分はあるよ〜と言った感じですね。 縛られた環境の中で自身が持っている術を使い、上手に生きようとするが自分の気持ちや考えを理解してくれる人はごく僅か、理解してくれた人でさえ多数に靡いていく。 そんな環境の中でもう死んでしまった方が楽なのかなと諦めかけるが、敵だと思って居た人に助けられ、仲間だと思って居た人は自分に危害を加えようとする。 そんな恐怖が隣り合わせの環境での1年間を生き抜く少女の話。 常にこの世の中は誰かの都合の良いように作られていて、その自分達は搾取されている側の人間。 その状況を変えるためには自身が動き、身を犠牲にしてでも変えようと努力しなければ変えられない。 それでも変えられないのかもしれない。 現状に変革を起こすためにはそれらを覚悟して、能動的に動く必要があるのだな。と主人公の少女を見て感じました。 結局、大きな世界観の難しく考えさせられる話だな。 という感じです。
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女たちを魔力があるという理由で 男たちが女を抑制し管理する。 16歳の儀式の日に男たちに自分が選ばれなければ 生きている意味がないと自分の人生を勝手に決められてしまう。 生まれたときから その習慣になれてしまっている ティアニーとほかの16歳の少女たち。 運命に抗うティアニーと その運命を生きる糧としている 他の少女たちと繰り広げられる 壮絶な女同士の戦いが凄まじい。 この世界観が好きで読んでいて 興奮が収まらなかった。
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