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ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世 講談社現代新書2685
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/11/17 |
| JAN | 9784065299807 |
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ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世
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ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
日本の歴史であれば、学校の授業で習うほかにも本を読んだりTVで見たりしてそれなりの知識を得ることができるが、外国の歴史になると、努めて知ろうとしないと高校世界史レベルの知識で終わってしまっている。例えば、本書で取り上げられる神聖ローマ帝国であれば、初代皇帝のオットー1世の名前くら...
日本の歴史であれば、学校の授業で習うほかにも本を読んだりTVで見たりしてそれなりの知識を得ることができるが、外国の歴史になると、努めて知ろうとしないと高校世界史レベルの知識で終わってしまっている。例えば、本書で取り上げられる神聖ローマ帝国であれば、初代皇帝のオットー1世の名前くらいは覚えているが、それ以上の詳しいことは??である。 本書は、オットー大帝の生涯とその事績をたどりつつ、当時のヨーロッパ情勢、そしてドイツ誕生の経緯を説明していく。 本書で新たに学んだこと数点。 〇ドイツの祖型となったのは、ライン川以東の領地を継承した東フランク王国であったが、同国は、10世紀初頭、フランケン大公領、ザクセン大公領、シュヴァーベン大公領、バイエルン大公領、ロートリンゲン大公領が割拠する状態になっていた。 〇オットー1世の父であるハインリヒ1世は、ゲルマンの慣習であった分割相続を均一相続に改め、王国非分割原理を導入した。これにより王国の統一は図られるが、相続から外れたオットーの兄弟の反乱を招くこととなった。 〇当時、マジャール人、ハンガリーの侵入が繰り返されていたが、955年のレヒフェルトの戦いに大勝し、東の国境地帯の平和を取り戻した。以後ハンガリーは徐々に遊牧生活から定住農耕生活に移行し、またキリスト教を受け入れるようになった。 〇オットーは3次にわたるイタリア遠征を行った。この遠征により、ドイツ人意識が醸成されていった。 〇オットーは中央集権化政策を進めていったのだが、度重なるイタリア遠征によりそれに相反する状況が生じてしまった。イタリア遠征に従軍する家臣たちはその褒章として領地の支配権ー関税権、裁判権、市場権、鉱業権等ーの強化を求める。これらの領は世襲となり土着勢力となっていく。こうした世俗領主を牽制するために司教領にも特権を授与する。こうして中央集権とはベクトルが逆に働き、ドイツは聖俗諸侯の割拠する乱立状態となっていく。 良く知らない時代についての歴史であるので、大掴みで概要の説明がされるのはありがたいし、文章も平易でとても読みやすい。 本当に戦いに明け暮れた人生だったし、兄弟や子どもたちにも多く先立たれた彼に、心の休まるときはあったのだろうか、そんなことを考えてしまった。
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神聖ローマ帝国の設立とそれが「ドイツ」というアイデンティティやナショナリズムにどのようにつながっていったのかをタイトルの通りオットー1世の事績をたどり人物像を推測しながら記述していく。各人物の事績が織りなすヨーロッパ中世のカオスな雰囲気はよくわかったが、その時々の社会状況や歴史的...
神聖ローマ帝国の設立とそれが「ドイツ」というアイデンティティやナショナリズムにどのようにつながっていったのかをタイトルの通りオットー1世の事績をたどり人物像を推測しながら記述していく。各人物の事績が織りなすヨーロッパ中世のカオスな雰囲気はよくわかったが、その時々の社会状況や歴史的経緯からの影響した判断など大きなつながりや流れはつかめなかったかな。いや、掴みにくいからこそカオスと言われるのか。中世はどこも難しいなぁ。
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通史は本当に面白い。今回はオットーという王の生涯を通して東フランクから神聖ローマ帝国の創立までをたどっている。相変わらず魑魅魍魎なドロドロな中世ヨーロッパで、しかも同じ名前のオンパレードで読むのが大変だが、オットーの生き様は興味深い。 今回、公候伯子男の爵位の成り立ちを知ったのは...
通史は本当に面白い。今回はオットーという王の生涯を通して東フランクから神聖ローマ帝国の創立までをたどっている。相変わらず魑魅魍魎なドロドロな中世ヨーロッパで、しかも同じ名前のオンパレードで読むのが大変だが、オットーの生き様は興味深い。 今回、公候伯子男の爵位の成り立ちを知ったのは収穫だった。
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