1,800円以上の注文で送料無料

オックスフォード哲学者奇行
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

オックスフォード哲学者奇行

児玉聡(著者)

追加する に追加する

オックスフォード哲学者奇行

2,420

獲得ポイント22P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2022/11/06
JAN 9784750354811

オックスフォード哲学者奇行

¥2,420

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/04

変わった哲学者の行動が取り上げられている本という予想に反して、ほとんどの哲学者は普通の人だった。主に20世紀のオックスフォード大学で哲学の教鞭をとった人の紹介である。チューター制をとっていて、師匠と弟子という関係が強く現れるのだが、それ以外にも哲学者同士の議論が活発だったことが窺...

変わった哲学者の行動が取り上げられている本という予想に反して、ほとんどの哲学者は普通の人だった。主に20世紀のオックスフォード大学で哲学の教鞭をとった人の紹介である。チューター制をとっていて、師匠と弟子という関係が強く現れるのだが、それ以外にも哲学者同士の議論が活発だったことが窺われる。驚いたのは女性の哲学者が多く活躍していることだ。第二次世界大戦の影響で、男性の多くが兵役に従事していた状況もあるが、それ以前から女性が大学に行って哲学を学ぶこと、さらに育児をしながら研究を続けることが可能であったことがわかる。登場人物についてほとんど知らないし、哲学者は難しそうで知人になりたくないと思っていたが、哲学者同士で恋愛、結婚、嫉妬などのエピソードを読むと、親しみが湧いてきて面白かった。

Posted by ブクログ

2023/10/16

「ゴシップからはじめる」の通り。変人紀行といった感じ。けど、人間味があって、社会・組織の縮図みたいに思えた。多様性がある良い社会・組織という印象。1つのコマの文量も少なめでテンポ良く読めます。

Posted by ブクログ

2023/09/05

20世紀中頃、オックスフォード学派の最盛期を創り上げた哲学者たちの関係性や人間味を垣間見ることができた。 能力差や業績はさておき、私はいつかの彼らと同じ大学院生なのだと読みながら実感し、自分も彼らのようにもっと哲学を楽しみたい、熱中したいと思った。背中を押された。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品