- 書籍
- 書籍
ハッピークラシー
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ハッピークラシー
¥3,740
在庫あり
商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
日本でも広く浸透している「幸せの追求」に対する批判的な主張。 今まで何の疑いもなく"幸せを追求することは無条件に良いことである"と思い込まされていた私にとっては多くの気づきがあり、とても勉強になった。 「ネガティブ」な感情は悪ではなく、寧ろそういった感情が歴史...
日本でも広く浸透している「幸せの追求」に対する批判的な主張。 今まで何の疑いもなく"幸せを追求することは無条件に良いことである"と思い込まされていた私にとっては多くの気づきがあり、とても勉強になった。 「ネガティブ」な感情は悪ではなく、寧ろそういった感情が歴史的にも改革を起こした重要な感情であるとして、「ポジティブ」になることだけが目的ではなく、批判的思考等の「ネガティブ」な考え方も道徳的目的でありつづける、ということ。また、企業文化や企業のpurposeを従業員に内在化させ、「ポジティブ」な社員を増やすことによって企業の生産性や業績向上に繋がるという逆の方程式に対する批判(本来は企業が努力すべきことを社員に責任転嫁しているという主張)。 それら本書の主張や批判については否定するつもりはない。 一方で、それでは我々個人はどうしていくべきなのか、に対する筆者の考えは明確には述べられないまま本書が終わってしまったことは残念。
Posted by
これはこのぼく自身の安易な人生観・倫理観の寝首をかくクリティカルな1冊だと唸る。ぼくもまた心のどこかで(多分にフランクル的に)自分の心の持ちようにこそ「幸せ」の源泉を見出していたのだけど、肝心の「では、その『幸せ』とはそもそもどう定義づけられうるものか」が問われないままイージーに...
これはこのぼく自身の安易な人生観・倫理観の寝首をかくクリティカルな1冊だと唸る。ぼくもまた心のどこかで(多分にフランクル的に)自分の心の持ちようにこそ「幸せ」の源泉を見出していたのだけど、肝心の「では、その『幸せ』とはそもそもどう定義づけられうるものか」が問われないままイージーに「幸せ」を蜃気楼よろしく追い求め続けてむなしく生きているのが実態かもしれないな、と本書の議論を追いつつ思ってしまったのだ。この本から見えてくる、個人の私的な領域としての「幸福観」までもが「専制」の対象となる実態について考え直したい
Posted by
自分が、幸せを強要する様な自己啓発本が嫌いな理由が言語化されてた 最初の章と最後の結論は読み応えがあったけど、他は事実をさらう内容だからあんまし入り込めない 周りくどい本って言ってる人いたけどたしかに
Posted by