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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2022/10/26 |
JAN | 9784576221656 |
- 書籍
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中学受験を考えたときに読む本 新装改訂版
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中学受験を考えたときに読む本 新装改訂版
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4年生は自分が体感してることと知識として与えられるものを結びつけていって、知識を取り入れることの意味とか、自分で気づいたことを整理して覚えることを学ぶ期間。「あれってそういうことだったのか」「見てたけどそんな名前知らなかった」とかそういう体験。 5年生はいわゆる解法が出てくるような基本的な算数や社会や理科の単元という形で、整理された一連の知識を網羅。後半は前半で新しく手に入れたり整理した知識を組み合わせて、一見知らないように見えるけど実は一緒だよねという問題演習をすることで、知識を使わなきゃいけないことに気づかせるカリキュラム、 6年生はさまざまな組み合わせを練習。自分の持っているものだけでなんとか考え抜いてみることをさらに練習(p.18) 算数の学習を通じて論理的思考を育んだ子は、国語の成績は上げやすくなりますが、一般的な国語の勉強を数多くやっても算数は上がらないと思いますね。(p.32) 国語というのは言葉を用いた情報理解と、それを再構成して人に伝える一連の営みです。(p.34) 予習4割、復習3割、演習3割 予習の目的はテキストをパラパラも先に開いて「これなんか難しそう」とか「これは知ってる」とかこういうふうになんとなく興味を持たせて授業を受ける準備をすること。授業をわかる状態にして、終わったときに覚えている状態を目指す。 家に帰って記憶が消えてしまう前に、もう1回テキストとノートをパラパラ見たり、先生のギャグを思い出したりして5-10分授業を走馬灯のように高速回転でバーっと復習。(p.36) 習う、理解する、使う、使った後の修正、そこからまた習うという前の学習ステップが後ろにつながって、またそれがだんだん膨らんでいくよという勉強サイクルのイメージを子供が持っているか 多くの親御さんはすぐ「ひとつやったらひとつ手に入る」という足し算思考の学習に行きがちです。勉強というのは回すものだし網目のように広がっていくもの。(p.51) 興味開発「種まき」 初期の段階、つまり小学生ぐらいの子供に対しては色々なテーマを種として投げてあげて、「どれに1番驚きと感動を感じた?」とひたすら聞き続けるシンプルなアプローチ。 中高生くらいになると、「いや俺はもう歴史なんだ」「昆虫なんだ。デジタル技術なんだ」みたいに何かしら決まってくるじゃないですか。 そして大学生から30歳ぐらいの時期に、プロフェッショナルに弟子入りというプロセスがあるのではないかと思います。(p.189) 小学生の学習においてアドバイスは? あえていうなら色々な種類の漫画と映像をたくさん見せろ、ですかね。 情報収集したり、そのテーマに対して興味を持つということを考慮すれば、映像や漫画という媒体が持っている学習効果は非常に高いと思うんです。 NHKの哲学の歴史ような番組、ソフィーの世界、あさきゆめみしの漫画(p.190) 適合の価値観(ちゃんとやれ、学校に行け)と創造の価値観(あなたらしくありなさい、そのままでいいんだよ)は子供に持って両方必要 父母の課題というのはどうやって適合の力を抜いていけるかということ。適合を手放せないのは不安だから。不安の正体は一体何かを見つめるべき。 子育てが上手だなと思うお父さんお母さんは、その適合というのを程よくしかやらず、基本的には想像という器でやっているんです。(p.194) 褒めて育てただけですよ 塾も行かずに京大に進学した宝槻さん 読解力や文章力アップに書き写しと要約という勉強が役に立った。大学受験勉強。 小林秀雄や三島由紀夫の文章が憑依してくる 師匠の松岡正剛のところでもやらされた。 プロフェッショナルの人たちというのはある程度型を身につけるということを、書写しや暗唱というスーパー詰め込み手法によって一回はやるんでしょうね。 (p.204) そもそも発達障害だと思わないスタンス
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●探求的な学び」「個性」「多様性」を求めて私立を志望するのに、その過程で中受という「詰め込み型」(前者と真反対の考え方)プロセスを経なきゃいけないねじれ構造がある。 ●しかし一方で、そこに問題意識を持ち、個々人の創造性を測るような入試(対策出来ない入試)も出てきており、少しずつ中...
●探求的な学び」「個性」「多様性」を求めて私立を志望するのに、その過程で中受という「詰め込み型」(前者と真反対の考え方)プロセスを経なきゃいけないねじれ構造がある。 ●しかし一方で、そこに問題意識を持ち、個々人の創造性を測るような入試(対策出来ない入試)も出てきており、少しずつ中受も多様化しはじめているとのことに希望も感じた。 ●何でもそうだが、「なぜ中受をするのか」「なぜその学校を志望するのか」という自分軸を持つことが重要。 ●学校は生物という考え方 →先生たちに裁量があることによって授業内容を初め少しずつ変化していき、それが全体で見ると学校としても変化している。改革と言われてかわるのは、先生に裁量がなく、マニュアルに則るしかない、生物としての進化ではない。学校のアップデートとしてどうなのか →人には良い部分も悪い部分もある、学校も同じ。 どの学校を選ぶかよりも、子どもが複数の居場所を社会の中に持てるかが大事。
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