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入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 筑摩選書0237
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/10/14 |
| JAN | 9784480017574 |
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入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
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入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
ウィトゲンシュタインの前期の思考について。 解説本なので、読みやすい。但し、前期は言葉の役割やルールについて考えた所に留まり、結局文脈依存性に触れる言語ゲーム論の方がウィトゲンシュタインの真髄。 有意味な言葉とは写像理論である。写像とは写し取るという事だが、要するに世界の中で物...
ウィトゲンシュタインの前期の思考について。 解説本なので、読みやすい。但し、前期は言葉の役割やルールについて考えた所に留まり、結局文脈依存性に触れる言語ゲーム論の方がウィトゲンシュタインの真髄。 有意味な言葉とは写像理論である。写像とは写し取るという事だが、要するに世界の中で物事がどうなっているかを述べることが、言葉の本来の機能。その機能を果たしている言葉が有意味な言葉だということ。ウィトゲンシュタインは、世界とは、ものの総体ではなく事実の総体だといった。その写像によって模型化された言語というのは、つまりは名詞であり、イメージにデコードされ得るもの。それら名詞の連関を意味づけするのが、接続詞であり、記号論理学、記号言語などの理論で展開されるが、最早この流れはアルゴリズム化され言語生成AIに組み込まれた事を考えると、やはり規則性の産物でしかない。 私の言語の限界が、私の世界の限界を意味する。思考は言語を伴うが、時に映像や嗅覚が先行して情動を支配する。従い、必ずしも言語が個人を規定するのではなく、幼くて語彙の少ない子供にも世界は開かれる。つまり、言語は限界を示さない。世界はピクトグラムのように無言でも成立し、そこにあるのは言葉ではなく、意味だ。言語は意味の媒体でしかなく、それは発話者により多義的に意訳され得る曖昧なものだ。 後期のウィトゲンシュタインは、言葉の働きを把握するために、言語ゲームに目を向ける。当初考えていた、論考の写像理論の観念が不明瞭であると批判したとの事だ。発話の主語により、全く同じ文章が異なる意味を持つのだから、言語解析には限界がある事はよく分かる。言葉は、言語主体を分析する一手段でしかない。言語ゲーム一元論に挑戦してみたい。
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妙に硬くないところが気になった。所々の解釈は先行本と違って、面白い点あった、『ガイド』とか。後期との一貫性の説明は平明でナイス。『偉大な失敗作』をどう活かすのか、まだこれから浴び続けなきゃ。
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