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そうしないことはありえたか? 自由論入門
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そうしないことはありえたか? 自由論入門

高崎将平(著者)

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そうしないことはありえたか? 自由論入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2022/09/20
JAN 9784791774920

そうしないことはありえたか?

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商品レビュー

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2026/04/17

自由であるとは責任を問うための必要条件と見られていることから、数々の哲学者が古来から議論を続けてきた。本書は過去から現在に至るまでの自由論の総覧となっている。 物理学的な観点から言えば古典物理学と量子力学で違いはあるが、直前の世界の状態がわかれば次の瞬間どうなるかも決まっている...

自由であるとは責任を問うための必要条件と見られていることから、数々の哲学者が古来から議論を続けてきた。本書は過去から現在に至るまでの自由論の総覧となっている。 物理学的な観点から言えば古典物理学と量子力学で違いはあるが、直前の世界の状態がわかれば次の瞬間どうなるかも決まっている。量子力学にしても一定の範囲でのランダム性があるだけで、その確率的なランダム性は運であって自由ではない。この立場を決定論という。決定論を認めた上で自由の存在を肯定する立場、認めない立場がある。 自由の存在を肯定する立場では他行為可能性モデルと源泉性モデルを取り上げる。自由の存在を否定する立場では楽観的懐疑論を取り上げている。 本書でも明示的な結論は示されていないが、自由論に答えはまだ出ていない。そのなかで世間では自由であるという仮定のもとで日々、責任や罪が問われている。しかし、情状酌量が考慮されたり、逆に罪に対して過剰な罰が与えられたりしている。 自由とは、責任とは、と自分なりに考え、整理する良いきっかけになった一冊だった。

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2023/09/10

分析哲学的自由論の紹介と解説。何となく重箱の隅をつつくような感じで苦手に思っている分析哲学ではあるが、この本は入門と銘打っている通り、非常にわかりやすく自由について考えることができた。責任を問う、問われるには自由が必要だが、何ものにも影響されることのない完全なる自由は神の「創造」...

分析哲学的自由論の紹介と解説。何となく重箱の隅をつつくような感じで苦手に思っている分析哲学ではあるが、この本は入門と銘打っている通り、非常にわかりやすく自由について考えることができた。責任を問う、問われるには自由が必要だが、何ものにも影響されることのない完全なる自由は神の「創造」と同じなのではないか、そこまでの自由が本当に人間にあるのか。うーむ。

Posted by ブクログ

2023/07/22

構成が秀逸なのだと思うけど、一気に読み通せる面白さで素晴らしい。 今の科学的世界観だと自由意志ってないのでは? とすると責任もないのでは?という問題に興味があれば、これまで大枠どういう考え方がされてきたかを適度なレベル感で知ることができる。 とてもオススメな一冊で、同著者の次作...

構成が秀逸なのだと思うけど、一気に読み通せる面白さで素晴らしい。 今の科学的世界観だと自由意志ってないのでは? とすると責任もないのでは?という問題に興味があれば、これまで大枠どういう考え方がされてきたかを適度なレベル感で知ることができる。 とてもオススメな一冊で、同著者の次作が出ればまた読んでみたいと思うけど、(将来の自分のために?)敢えて物足りない点を1つ書いておくと.. ★以下はこの本の評価とは関係なくて、哲学的問題のどうしようもなさみたいな? 建設的でテクニカルな議論として読めば面白いんだけど、自由意志について本来的に疑問に思うこと、自分にとって本来的に重要な点についてはほとんど書かれてない。素人ながら思うに、時間の「流れ」とか「いま」「ここ」<私>とか呼ばれる主観的現象について科学的には記述されてない現状なので、科学法則をベースに論理的に考えたところで懐疑主義にしかならないのでは。何であれ論理的な法則のもとでの自由意志って何なのか、どう定義すれば納得できるのか、自分には想像がつかない。人によって直感的にはいろいろ異なる考え方に同調するだろうけど、その違いを分析する議論は、そのレベルの問題意識では面白いけど、なんだか本質的に重要な感じはしない..

Posted by ブクログ

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