商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 宝島社 |
| 発売年月日 | 2022/09/09 |
| JAN | 9784299033895 |
- 書籍
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ストロベリー戦争
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ストロベリー戦争
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商品レビュー
4
57件のお客様レビュー
前作の特許権に続いて、今度はイチゴの「商標権」を巡る物語。Trademark Rightsですね。 現実で「あまおう」がどのようにブランドを守ってきたか、「シャインマスカット」の悲劇、「ルンバ」など商標の知識が面白すぎて、作品としてだけでなく勉強にもなって素敵な一冊でした。
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元パテント・トロールの凄腕弁理士、大鳳未来(おおとり・みらい)が主人公。『特許やぶりの女王』に続く2作目である。 弁理士というのは知的財産に特化した専門職で、特許や商標などの権利取得・維持に携わる。弁護士も弁理士登録するとこれらの業務を行うことは可能であるが、専門性の高い仕事とな...
元パテント・トロールの凄腕弁理士、大鳳未来(おおとり・みらい)が主人公。『特許やぶりの女王』に続く2作目である。 弁理士というのは知的財産に特化した専門職で、特許や商標などの権利取得・維持に携わる。弁護士も弁理士登録するとこれらの業務を行うことは可能であるが、専門性の高い仕事となるので、弁護士ならば即、弁理士をやれるというものではない。 1作目では映像技術の特許権侵害に絡む事件を扱ったが、本作では商標である。 商標とは、事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するネーミングやマーク(識別標識)を指す。商品名やロゴマーク、CMで使用される音楽など、「あの会社のあれ」と認識できるようなもののことである。そこに信用なり信頼なりが積み重なっていく。例えば、「カルビーのかっぱえびせん」や「キリンの一番搾り」を買う場合、そこには味や製造過程への信頼があるわけである。飲食物に限らず、商標が登録されていれば、ほかのものがその名称に便乗して商売を行ってはならないということになる。 本作で主題となるのはイチゴ。 震災で多くの人が離れてしまった地で、際立っておいしいイチゴが開発された。イチゴ農家の人たちはこれを軸に、復興に弾みをつけよう、去っていった人たちも呼び戻せるかもしれないと意気込む。幸い、イチゴのおいしさから、有名パティスリーのクリスマスケーキに採用されることも決まった。 その名は「絆姫(きずなひめ)」。親しい人を思い出させるような、一緒に食べたいと思わせるような、そんな味なのだ。 さぁいよいよ出荷だ、という矢先、大手商社から、思わぬ警告が舞い込んだ。「絆姫」の名が商標権を侵害しているというのだ。 大慌ての農家が大鳳未来の事務所に対応を依頼してくる。 まだ売り出されてもいなかった「絆姫」がなぜ。 未来は農家側につき、大手商社と丁々発止とやりあうことになる。 日本の商標は、先願主義であり、商標を使用する意思や関係性がなくても、誰よりも早く出願した者に権利が付与されることになっている。ものになりそうと思った商標をとりあえず登録して押さえておくことが可能なのだ。現実にもそれで問題が起こっている。 この件は、「絆姫」の可能性に早いうちに目をつけていた商社が、候補に挙がっていた名前を手当たり次第に登録しておき、一方の農家たちは、知識の不足などから、名称の保護にまで手が回っていなかったことが原因だった。商社側は資金も潤沢で、黒とは言えないが、かなりグレーの強引な手法を取っている。 形成は圧倒的不利。しかし、パティスリー側は「絆姫」の名前で広告を作成してしまっており、何より開発者の思い入れの強い名前で、変更はしたくない、いまさらできない。かといって相手の言うなりにライセンス料を支払うのも難しい。ではどうする。 商標周りの知識や、農作物の品種登録にまつわる話題などもちりばめ、なかなか興味深い。未来がどういう手を繰り出してくるか、少しずつヒントもちらつかせながら、物語は怒涛の結末になだれ込む。 爽快なラストをぜひ味わってほしい。
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コレが読みたかったんだけど、 前作が並んで差してあって、 あ、前作あるんだと思って、 せっかくだから順番通りに。 前作よりも好きだった。 予想もしてなかった展開。すっきりした。 「ラブカは静かに弓を持つ」の読了時に、 著作権についてあまりに無頓着な自分を恥じたけど、 商標や特...
コレが読みたかったんだけど、 前作が並んで差してあって、 あ、前作あるんだと思って、 せっかくだから順番通りに。 前作よりも好きだった。 予想もしてなかった展開。すっきりした。 「ラブカは静かに弓を持つ」の読了時に、 著作権についてあまりに無頓着な自分を恥じたけど、 商標や特許に無頓着な自分の事も、 改めて恥ずかしい。 中国や韓国に日本の農産物を横取りされて生産されているのは、かねてから悔しく感じてた。 開発の努力は正当に守られて欲しい。
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