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殺しへのライン 創元推理文庫
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殺しへのライン 創元推理文庫

アンソニー・ホロヴィッツ(著者), 山田蘭(訳者)

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殺しへのライン 創元推理文庫

¥1,210

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/09/12
JAN 9784488265137

殺しへのライン

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商品レビュー

4

113件のお客様レビュー

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2024/05/22

相変わらずバディが信用し合ってない探偵とワトソン。 今回は孤島でのブックフェスでわりとワクワクするシチュエーション。しかも現実にある島なのでGoogleマップで確認できて面白い。 ホーソーンの因縁の相手の元に乗り込む時、割と腹を割って話すシーンがあるんだけど、そこにあるのはバディ...

相変わらずバディが信用し合ってない探偵とワトソン。 今回は孤島でのブックフェスでわりとワクワクするシチュエーション。しかも現実にある島なのでGoogleマップで確認できて面白い。 ホーソーンの因縁の相手の元に乗り込む時、割と腹を割って話すシーンがあるんだけど、そこにあるのはバディへの信頼や忠義ではなく、仕事のパートナーとしての責任感についてが争点なので、やはり信頼関係はない。これまでいっしょに事件解決してきてるのに、歩み寄らないねー。。。 主人公の性格もあんまり好きになれないので、この作家さんで好きな部分は純粋にミステリかな、と。 ラストの真犯人はわからなかったので驚いた。全体的に主人公の主観によるミスリードが多いので、読後に主人公ヘイトが溜まる。

Posted by ブクログ

2024/05/17

シリーズ3作目となるこの話は、今までと違って殺人事件から始まらない。 不愛想で秘密主義の元刑事のダニエル・ホーソーンと事件を元にホーソーンを主人公とした小説を書いている作家のアンソニー・ホロヴィッツは、3ヶ月後に発売を控えた『メインテーマは殺人』のプロモーションの一環として、オル...

シリーズ3作目となるこの話は、今までと違って殺人事件から始まらない。 不愛想で秘密主義の元刑事のダニエル・ホーソーンと事件を元にホーソーンを主人公とした小説を書いている作家のアンソニー・ホロヴィッツは、3ヶ月後に発売を控えた『メインテーマは殺人』のプロモーションの一環として、オルダニー島で開催される文芸フェスに参加することになった。 あまり気が進まないホロヴィッツとは対照的に、ホーソーンは何故か行く気満々だ。 フェスに参加するひと癖ありそうな作家たちと空港で合流し、飛行機で島へ向かう。 この時点で既に奇妙なことがいくつか起こっているが、それが後々起こるであろう殺人事件と関係があるかは定かではない。 前作『その裁きは死』で、このコンビの距離は縮まったかのようにわたしには思えたが、それはどうやら勘違いだったようだ。ホーソーンは相変わらず秘密主義で自分を語りたがらないし、ホロヴィッツは前作にも増してホーソーンに対し、感情的になることが多く、いい雰囲気とは言えない。 島で一番の有力者であり、このフェスの後援者でもあるチャールズ・ル・メジュラーの屋敷でパーティーがあった翌日、メジュラー自身が他殺死体で発見される。梱包用のテープで体を椅子に固定され、喉には凶器と思しきペーパーナイフが突き刺さっている。 いきなり殺人事件が起きてしまったので(ほとんどの殺人は急に起こるものだけど)、これまで何もメモをとってなかったことに焦るホロヴィッツが面白い。そして今回もわたしたち読者は、彼の目を通して事件の内容を検証し、且つ、彼の思いつきの推理に騙されないように気をつけて犯人を推理しなければならない。 犯人が誰なのかを考えるのは、今回の作品が一番楽しい。個性的な登場人物はほとんどが怪しい変わり者で、誰もが犯人にふさわしく思える。大きいものから小さいものまで、島全体の抱える問題や個人的な悩みなど、動機のバリエーション豊かだからだ。 事件の本筋に平行して存在する、ホーソーンの謎に包まれた過去。 その過去の一部を握る人物は、この島で暮らしていた。しかしホーソーンがなぜその人物に会いたかったのか、彼の本当の意図は分からない。 殺人事件はすっきり解決したけど、こっちの謎は相変わらずはっきりしないままだ。 でもわたしはそれを楽しんでいる。ホーソーンの過去が秘密である限り、またこのコンビは続いていくはずだから。

Posted by ブクログ

2024/03/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ ・感想 実は1.2作目を読んでないんだけどこれから読んでも大丈夫だった。 同作者の他作品であるカササギやヨルガオは作品の湿度が高い感じがするんだけど、こっちはアンソニのちょっと間抜けな感じが可愛くて、そのおかげ?でちょっと雰囲気が違って面白かったな。 犯人は分からなかったけど! ホーソーンはやなヤツだけど嫌いじゃない。色々謎が多そうで気になるやつだった。 これから1.2作目を読みたい。

Posted by ブクログ

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