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忘れたとは言わせない
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/08/31 |
JAN | 9784041128848 |
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忘れたとは言わせない
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
忘れたとは言わせない・・・じゃない み〜〜んな、嘘つき なぜ、どいつもこいつもそんな事を言うの? で、最後までスッキリしない それでも惹かれる もっと読みたい
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14歳だった少年が罪を犯したとして地元を離れたが23年後戻って来た。慌てて実家を後にする彼と、バスルームで発見された父親の刺殺体。彼が殺したのか?その土地で生まれ育った女性警察官・エイラが捜査にあたるが疑わしい過去が掘り起こされていく。初めて読んだ北欧ミステリ。スウェーデンで数々...
14歳だった少年が罪を犯したとして地元を離れたが23年後戻って来た。慌てて実家を後にする彼と、バスルームで発見された父親の刺殺体。彼が殺したのか?その土地で生まれ育った女性警察官・エイラが捜査にあたるが疑わしい過去が掘り起こされていく。初めて読んだ北欧ミステリ。スウェーデンで数々の文学賞を受賞した作品らしいがとても面白かった。老人の死から23年前の事件の真相に繋がる過程が読み応えを感じた。真相に近付いた時のエイラの葛藤も理解出来る。警察の杜撰な捜査で人生を変えられた彼が最後まで気の毒ではあったかな。
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スウェーデンの北からストックホルムへ、自動車を運ぶ仕事をしているウーロフは久しぶりに実家に寄ってみると、父親が浴室で死んでいた。実はウーロフは23年前、14才の時に16才のニーナを殺したとして刑に服し出てきた、という過去があった。クラムフォシュ署の警察官補のエイラは捜査に赴くが、...
スウェーデンの北からストックホルムへ、自動車を運ぶ仕事をしているウーロフは久しぶりに実家に寄ってみると、父親が浴室で死んでいた。実はウーロフは23年前、14才の時に16才のニーナを殺したとして刑に服し出てきた、という過去があった。クラムフォシュ署の警察官補のエイラは捜査に赴くが、そこは自身の育った地域に近い所だった。そして近所の住人はさらに前の事件に、そして自身の家族さえもが23年前の事件とのつながりが見えてくる。 クラムフォシュはスウェーデン北部地方で、にぎやかなところではなく、数十年前は木材の切り出し工場がたくさんあったが、今は1つの工場が残るが機械化され過去の何倍もの製材をしている、そして昔は川で木材を流していた。また夏の明けない夜、冬の長い夜、など知り得ない高緯度地方の描写が興味深い。北欧小説に惹かれるのはここか。 事件そのものは、思ってもいない結末だった。事件は少年と少女の性の事件だが、著者のあとがきでは実際に起きた1985年の集団暴行事件や1998年の誘導自白をヒントに創作したとあった。 少年少女期の心情行動の残酷な一面が現れた事件ともいえる。少女殺害とされる事件は1996年に起き、その時ウーロフは14才とあるのでウーロフは1982年生まれ。事件が23年前とあるので現在時点は2019年。出版は2020年なので今現在を舞台に書いたことになる。 紙の地図帳とグーグルマップで検索しながら読んだが、本に簡単な地図をつけて欲しかったなあ。クラムフォシュは地図帳にもグーグルでも出てきたが、スウェーデン発音で出てこないところもあった。場所を分かって読みたいのだ。 トーヴェ・アステルダール:1960スウェーデンマルメ生まれ。2009年「海岸の女たち」でデビュー。本作で2020年度スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長編賞、2021年のガラスの鍵賞受賞。 マルメで生まれ、ウメオとストックホルム郊外のヤコブスベリで幼少期を過ごす。高校卒業後ストックホルムの精神科病院に精神科専門看護師として勤務。20代半ばにフィンランドとの国境に近い北部の街カーリクスの学校でジャーナリズムを学ぶ。そこでのちに人気作家となるリザ・マークルンドと知り合い親交を深め、のちにマークルンドの作品のほぼ全作品の編集を行う。その後カーリクスの南方にある街ルレオに居を構えて、執筆活動を始める。フリーのジャーナリスト、テレビやラジオの番組編集者から始め、以後20年にわたって映画、テレビ、ラジオの脚本を書き続けた。20年近く前、オーダーレン地方に家を買う。 2020スウェーデン刊 2022.8.31初版 図書館
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