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写字室の旅/闇の中の男 新潮文庫
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写字室の旅/闇の中の男 新潮文庫

ポール・オースター(著者), 柴田元幸(訳者)

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写字室の旅/闇の中の男 新潮文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/08/29
JAN 9784102451182

写字室の旅/闇の中の男

¥880

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2025/11/19

【写字室の旅】 オチがよかった。あと数ページだけどどうやって物語が終わるんだろうって思ってたところでのそういうことか、と分かった時は快感だった。 オースターが今まで書いてきた作品の登場人物たちが沢山出てきて、それぞれの作品を思い出しながら楽しく読めた。オースターはそんなつもりで...

【写字室の旅】 オチがよかった。あと数ページだけどどうやって物語が終わるんだろうって思ってたところでのそういうことか、と分かった時は快感だった。 オースターが今まで書いてきた作品の登場人物たちが沢山出てきて、それぞれの作品を思い出しながら楽しく読めた。オースターはそんなつもりで書いてないかもしれないけど、ファンからしたら最早ファンサービスだと思う。 物語の登場人物が自我を持ったらという題材は色んなところで見るけど、物語を世に生み出すことの責任や畏怖のようなものを感じた。 【闇の中の男】 前半の写字室の旅と同じく物語を作ることについてのお話。 こちらは前半とは違い、作り出された物語の中の人物の方に感情移入して読んでいたから、その物語の終わり方には驚いた。 前半で物語を生み出すことの恐ろしさや責任を感じた後にこの作品を読むことになるので、それでも結局物語は物語で、どんな結末になろうとも現実世界での生活は続くし、そこにフィクションの人物は介入できない虚しさみたいなものを感じた。 もしも写字室の旅と闇の中の男の掲載順が逆だったら全然違う読書体験になったと思う。

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2025/02/13

1人の老年男性が主人公の中編2編からなる本作。 いずれも静かな語り口で、著者独特の画中画のような構造は共通しているものの、物語の雰囲気は少し違います。 とはいえ、いずれもどこか“不安”や“不穏”が付きまといつつ、どっぷりとその世界に浸って読書時間を堪能しました。 ポール◦オースタ...

1人の老年男性が主人公の中編2編からなる本作。 いずれも静かな語り口で、著者独特の画中画のような構造は共通しているものの、物語の雰囲気は少し違います。 とはいえ、いずれもどこか“不安”や“不穏”が付きまといつつ、どっぷりとその世界に浸って読書時間を堪能しました。 ポール◦オースター的世界に浸れる良作だと思いますが、もう新作を読めないのかと思うと非常に残念でなりません。

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2025/01/28

Man in the Darkは英文学の講読の授業で読んだ ムーンパレスのせいで、青春もののイメージがずっとあったオースターだけど、彼が描く老人の姿もなかなか迫力がある 散りばめられた物語にはそれぞれに力があったし、少なからず自分も、そのような物語の力で生きてきたのだと思う だか...

Man in the Darkは英文学の講読の授業で読んだ ムーンパレスのせいで、青春もののイメージがずっとあったオースターだけど、彼が描く老人の姿もなかなか迫力がある 散りばめられた物語にはそれぞれに力があったし、少なからず自分も、そのような物語の力で生きてきたのだと思う だからこそ、くらいくらい夜の先に、ほんの少しだけ朝の光が差し込むような、そんな物語であるのだと意味づけをしたくなる

Posted by ブクログ