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国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊 中公新書2714
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国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊 中公新書2714

石井幸孝(著者)

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国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊 中公新書2714

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/08/22
JAN 9784121027146

国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊

¥1,210

商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2024/08/16

元国鉄→分割後のJR九州初代社長が綴る国鉄の歴史と分割の内情。当事者として関わった中の人が書いているので迫力があります。JR東日本が湘南新宿ラインを作った背景や、JR九州がユニークな観光列車や不動産事業に投資したのかなど、現在の戦略の下地がわかるのも面白いのです。

Posted by ブクログ

2024/02/17

●=引用 ●(略)20年も経つと、世界中が注目する「新幹線」を作った。ただそこには国鉄マンの「勤勉」と技術の「日進月歩」はあっても、「経営者感覚」はなかったといえる。そういう風土は変わりようがない集団だった。 ●国鉄貨物輸送は「貨車」を運ぶのが仕事という観念で、「モノ」を運ぶの...

●=引用 ●(略)20年も経つと、世界中が注目する「新幹線」を作った。ただそこには国鉄マンの「勤勉」と技術の「日進月歩」はあっても、「経営者感覚」はなかったといえる。そういう風土は変わりようがない集団だった。 ●国鉄貨物輸送は「貨車」を運ぶのが仕事という観念で、「モノ」を運ぶのが仕事という使命感がなかった。前述のように車両・コンテナの構造や荷役機械・設備などのハード開発・提案に知恵を出さなければならない技術屋にも大いに責任がある。要するに「経営」と「ビジネス」がわかっていなかったのである。 ●国鉄後半の22年間、最終2年間を除いて、実に20年間、国も国鉄も取り組みの意識は変わらなかったといわれても、申し開きができない。(略)国鉄のシェア低下、経営の硬直化が進むなか、利用客を増やす総合施策が抜けていた。経営が傾いても、設備投資の予算確保ばかり考える体質は変わらなかった。それは、今だから言えることだが、そこには、それぞれ「仕組みづくり」「クニづくり」「モノづくり」が優秀な人材集団はあったが、この3つをまとめる「経営」と「ビジネス」そして「哲学」がなかった。

Posted by ブクログ

2024/01/21

【星4.0】 国鉄→JR→現在と今後の課題、という感じで国家の鉄道網でについて語っている。 「国鉄」という響きの懐かしさからなんとなく手に取ってみたのだが、国鉄が抱えていた超ド級の問題、現状のJRの問題など、身近な鉄道について知らないことが多々あるという気付きに繋がった。

Posted by ブクログ

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