商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2022/08/17 |
| JAN | 9784152101570 |
- 書籍
- 書籍
われら闇より天を見る
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
われら闇より天を見る
¥2,530
在庫あり
商品レビュー
4.1
251件のお客様レビュー
読んでいる間は、どこか別世界にいるようで登場人物たちに感情移入してしまい、無力感や諦め、悲しさ、虚しさを味わえた。ミステリーというよりもヒューマンの方が強いと個人的に思っている。 どんな試練が待ち受けても、どんなに打ちのめされても、自分ができる最大限のことを全力で成して道を切り拓...
読んでいる間は、どこか別世界にいるようで登場人物たちに感情移入してしまい、無力感や諦め、悲しさ、虚しさを味わえた。ミステリーというよりもヒューマンの方が強いと個人的に思っている。 どんな試練が待ち受けても、どんなに打ちのめされても、自分ができる最大限のことを全力で成して道を切り拓いてきたダッチェスを見習いたい。 人は誰1人として始まりを選ぶことはできないが、終わりを選ぶことはできる。人は終わりから始まる。 運命という大きな波に押し流されそうになった時にこの本を読んでもらいたい。 どんなに嫌でキツくて逃げたくて、死にたくなっても太陽は必ず登ってくるから。
Posted by 
自ら「無法者」と名乗る少女ダッチェス。 彼女は無法者としてでしか生きていくことが出来なかった。 彼女の守りたいものは幼い弟ロビン。 一年の話だけれどかなり濃密。 彼女を取り巻く人々や、ダッチェスの僅かな変化に引き込まれる。 はじめは辛くて中々ページが進まなかったが、後半は一気読み...
自ら「無法者」と名乗る少女ダッチェス。 彼女は無法者としてでしか生きていくことが出来なかった。 彼女の守りたいものは幼い弟ロビン。 一年の話だけれどかなり濃密。 彼女を取り巻く人々や、ダッチェスの僅かな変化に引き込まれる。 はじめは辛くて中々ページが進まなかったが、後半は一気読みだった。 彼女が自分らしく、幸せな無法者になれます様に。
Posted by 
無法者(自称)だが弟を溺愛する13歳の少女ダッチェス、進行するパーキンス病を抱える警察署長ウォーク、30年の刑期を終えて刑務所から出所してくるヴィンセント、土地開発業者ダークという4人が、それぞれ各自の価値観から他人のためを思って行動したはずなのに、食い違いが起きて悲劇に繋がって...
無法者(自称)だが弟を溺愛する13歳の少女ダッチェス、進行するパーキンス病を抱える警察署長ウォーク、30年の刑期を終えて刑務所から出所してくるヴィンセント、土地開発業者ダークという4人が、それぞれ各自の価値観から他人のためを思って行動したはずなのに、食い違いが起きて悲劇に繋がってしまう…というストーリー。 誰かのためにと主観的には善意で行動していても、また別の誰かの主観からすると迷惑・悪意ある行動と捉えられかねない、というジレンマが心苦しい。
Posted by 
