商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2022/08/18 |
| JAN | 9784094530865 |
- 書籍
- 文庫
琥珀の秋、0秒の旅
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琥珀の秋、0秒の旅
¥858
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
1巻完結。『時と四季シリーズ』の第3作目。自分達しかいない世界を二人旅する系。過去に読んだ同系作は自転車なり原付なりの機械の移動手段を使っていたが、本作は函館から東京まで徒歩で移動というハードな行程を描いている。青函トンネルの所は終わりが見えない恐怖感があった。 井熊あきら、とい...
1巻完結。『時と四季シリーズ』の第3作目。自分達しかいない世界を二人旅する系。過去に読んだ同系作は自転車なり原付なりの機械の移動手段を使っていたが、本作は函館から東京まで徒歩で移動というハードな行程を描いている。青函トンネルの所は終わりが見えない恐怖感があった。 井熊あきら、という乱暴な不良少女が可愛いすぎる。 未来に希望、嘘と痛みのない世界、明日はない、モラトリアム、この作品にはたくさんのことがある気がする。最後の会話にたくさんの気持ちがある。
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今回は恋愛というわけではなく、ロードムービー的で読んでいて楽しかった。時間停止が漫画連載続きが読みたいという理由で解除されたのは、呆気ないと初めは感じたが、生きる理由というのは案外そんなものなのかなと感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
函館に訪れた修学旅行中に時間が止まってしまうという冒頭に一気に引き込まれました。明日がやってくることの恐怖や、漠然とした不安が募る未来への拒否感――鬱屈した感情がこれでもかと描かれた小説でした。後ろ向きなことに真っ直ぐな麦野君の心情に共感しました。 東京にある暮彦おじさんの家にヒントがあるはずだと信じて、麦野君とヒロインである井熊ちゃんは二人で旅をする決意をする。 何もかもが停止した世界で、誰かの目を気にすることもなく、好きなように過ごす。時間が流れない世界は不便だけど、自由だった。その生活は「明日が来なければいい」と内心では思っている二人にとって天国にも等しい時間だった。 未来に希望を抱かなければ、いつまでも「このまま」でいられる。退廃的なのに甘美なその事実は、あまりにも魅力的で――。 最初はぎこちない会話を繰り広げていた麦野君と井熊ちゃんだったけど、旅を共にしているうちに心を開いていき、自分の抱えているトラウマや悩みまで話すようになる。そんな二人の関係性の変化を楽しんでみることができました。 私も会社に行くのが嫌で仕方がなかった時期があるので、とても深く心に刺さる物語でした。面白かったです。
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