商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/08/04 |
JAN | 9784344432178 |
- 書籍
- 文庫
やまゆり園事件
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やまゆり園事件
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
この事件を忘れかけていましたが、ブクログで本書を知り読み始めました。 "突飛な考え方をする人間が引き起こした特異な事件として断罪してみせるのではなく、植松の主張を「社会への告発」として受け止める。" "強調しておかなければいけないのは、(事件は)あ...
この事件を忘れかけていましたが、ブクログで本書を知り読み始めました。 "突飛な考え方をする人間が引き起こした特異な事件として断罪してみせるのではなく、植松の主張を「社会への告発」として受け止める。" "強調しておかなければいけないのは、(事件は)あくまで社会環境や経済行動がつくったものということ。" 同様の事件を繰り返さないためにとても重要な考え方だと思います。本書を読み、自分の中にも優生思想の考え方があると気付きました。読み終えた後、人と話したり自分でいろんなことを考えましたが、本当に難しい…。
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凶悪犯罪者に関する書籍で最も深かったと思う。快楽殺人ではなく、信念を持った犯行であり、植松死刑囚の問いかけは万人に通ずるし考え続けないといけない。特に京アニとの比較、被害者の記号化は考えさせられた。
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本の概要 2016年7月26日、知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が死亡、26人が重軽傷を負った「やまゆり園事件」。犯人は植松聖、当時26歳の元職員だった。なぜ彼は「障害者は生きるに値しない」と考えるに至ったのか。地元紙記者が、37回の接見ほか丹念な取材を続け、差別を許容...
本の概要 2016年7月26日、知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が死亡、26人が重軽傷を負った「やまゆり園事件」。犯人は植松聖、当時26歳の元職員だった。なぜ彼は「障害者は生きるに値しない」と考えるに至ったのか。地元紙記者が、37回の接見ほか丹念な取材を続け、差別を許容する現代日本のゆがみを浮き彫りにした渾身のドキュメント。 植松の犯行を行う前の状態や行動・言動までよく取材をされて書かれています。 ただ、後半の亡くなられた方のご遺族やら周りの皆様、亡くなったご本人の思い出や会話が何人分も記載されており、後半読めずにおりました。大変胸の痛い事件で、何て言葉にしたらいいのか分からない。 なぜそんな事を思い犯行を起こしたのか。本当はどうだったのかを知りたくで読んだけど、犯人にはとてもじゃないが理解できない世界で、救いようのない馬鹿だと思った。 亡くなられた方へのご冥福をお祈りします。またこのような事が二度と起こらない世界であってほしいと切に願います。
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