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ヘクタール
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2022/07/27 |
| JAN | 9784163915739 |
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ヘクタール
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
カミーユよりわかりづらい歌が多かった
ここは夏至 あなたがあくびをするたびに地球に増えてゆくハンモック・夕闇の箍がはずれてきれいだな顔面溶けてあなたにもなれる
きりん
これは「Do not think,Feel」やなと思って読みすすめ、気になった歌をもういちど読み返したら、そういうことでもなくて、混乱した脳みそが落ち着きました。このような感性を身につけてみたい。 ▼切り株があればかならず触れておく心のなかの運河のために ▼さびしさの単位はいまも...
これは「Do not think,Feel」やなと思って読みすすめ、気になった歌をもういちど読み返したら、そういうことでもなくて、混乱した脳みそが落ち着きました。このような感性を身につけてみたい。 ▼切り株があればかならず触れておく心のなかの運河のために ▼さびしさの単位はいまもヘクタール葱あおあおと風に吹かれて ▼引き寄せてやがて静かに斬り落とす眠りの奥にあなたの腕を ▼声帯が帯であるならきらきらと真昼あなたの帯をほどきぬ ▼水晶のたてがみ青くなびかせてきみはわたしの生に喰いこむ ▼傘の骨、と言うときのわがくちびるに傘の肉赤黒くふくらむ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
芯が強いというか、厳しい歌が多かったように思う。 切羽詰まった対峙という印象。 その言葉選びにドキリとしたり、ヒリヒリしたり、少し恐ろしかったり。 読んでいて息苦しくなるくらいのものもあった。 それ故に、私には感じ取りきれない歌も多かった。 私が幼すぎるのかもしれない。 「あとがき」で大森さんご自身が「自分の歌によって自分自身が傷つくことが増えてきた…」と仰られていたのが印象深い。 「青林檎ふたつにひらくさびしさの本気はものを見えづらくして」 「わたしには言葉がある、と思わねば踏めない橋が秋にはあった」 「さびしさの単位はいまもヘクタール葱あおあおと風にふかれて」 「妬むことは花束のようなくるしさだ そうだとしてもさらに束ねて」 「瑪瑙という文字に酔いつつ読みすすむ頁に夜の翳りふかまる」 「金木犀うすくフェンスにふれながらいつかはいつかのままに遠くて」 「水晶のたてがみ青くなびかせてきみはわたしの生に喰いこむ」 「この胸に枝垂れるミモザ ごめんって言われたらもう咲かすしかない」 「おもいつめ深く張り裂けたる柘榴あなたの怯えがずしりとわかる」 「何年も泣いていないというきみが撮った桜のどれも逆行」 「赦されぬことが葉となり花となりわたしはいっぽんの木のままでいる」
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