商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/07/13 |
JAN | 9784065241066 |
- 書籍
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心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学
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心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
心は”即興”(ここでは瞬間的な感情に対する脳のはたらき?)の連続によって生み出されている。 この”即興”は、できるだけ思考や行動に一貫性を持たせること、「役柄(キャラクター)に徹し」続けることを任務としている。 我々が認知している深層心理や本当の自分などはなく、脳がその場で役柄に...
心は”即興”(ここでは瞬間的な感情に対する脳のはたらき?)の連続によって生み出されている。 この”即興”は、できるだけ思考や行動に一貫性を持たせること、「役柄(キャラクター)に徹し」続けることを任務としている。 我々が認知している深層心理や本当の自分などはなく、脳がその場で役柄に沿うように創り出す虚構なのだ。(要約) 興味ある章だけサラッと読んだだけだけど結構面白かった。場によって軸がブレてる人が容易に存在する理由にはうってつけの一説だと思った。
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2024-06-09 心、のうち、理性に関する部分はなるほどおっしゃる通り。知性に関する部分もまあわかる。思考が一過性のもので、見えない何かが隠れているのは錯覚というのには説得力がある。 けれど、自己同一性に関しては全く納得いかない。フラットで一過性なものであると主張しながら、過...
2024-06-09 心、のうち、理性に関する部分はなるほどおっしゃる通り。知性に関する部分もまあわかる。思考が一過性のもので、見えない何かが隠れているのは錯覚というのには説得力がある。 けれど、自己同一性に関しては全く納得いかない。フラットで一過性なものであると主張しながら、過去の体験を統合し変奏するって、さんざんその過去の体験は蓄積されないと言ってきたのでは?
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「深層心理」とか「本当の自分」とかなんてない、という主張の本。 今までの自分を振り返ってみると、「心は脳の即興」という筆者の主張がわかる気がするけど、だからこそ信念を持たなきゃならない、本当の自分に気づかなきゃならないと考えてきたので、信念までも脳の即興だって言われて、共感半分...
「深層心理」とか「本当の自分」とかなんてない、という主張の本。 今までの自分を振り返ってみると、「心は脳の即興」という筆者の主張がわかる気がするけど、だからこそ信念を持たなきゃならない、本当の自分に気づかなきゃならないと考えてきたので、信念までも脳の即興だって言われて、共感半分、疑い半分の気持ちで読み進めた。 第11章までは、要は脳は一度に1つのことしか処理できないよね〜ってことと、だから「深層心理」なんてあるわけないよね〜ってことが多くの実験結果を引用して何度も書かれていた。実験の話はたまに「その実験結果からその結論にいくの…?」と思うところがあったけど、筆者の主張は理解。 でもずーっと「じゃあ心って何?」という疑問が頭を離れなくてイライラしてたんだけど、最後の方にきてちゃんとそれに答えてくれてて、それがすーっと腑に落ちたので、すっきりした気持ちで読み終えられた。 「信念」へのこだわりとか「本当の自分」に気づかない鈍感な過去の自分も許せる。だってそんなものないとわかったから。下手な自己啓発よりもずっと自己肯定感上がるし、未来に期待がもてる気がするけど。
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