商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2022/07/08 |
JAN | 9784198947590 |
- 書籍
- 文庫
海がきこえる 新装版
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海がきこえる 新装版
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商品レビュー
4.3
30件のお客様レビュー
夏らしい本が読みたくて手に取ってみた本でした。 すごく面白かったです‼︎ 私もこんな青春を送ってみたい❗️ 続編も絶対読みます(≧∀≦) 映画もあるらしい。 みたいです!
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3月に限定上映で見た映画よりもこちらの方が断然好きでした。挿絵もとてもよい。 映画では出てこなかった(はず)津村千紗が、2人の再会に大きく関係している。好きな人のことを引きずりつつも前に進もうと奔走しているところ、憎めない。松野はいいやつ。りかこがお金を貸してもらったのにお礼を言わないのは、映画でも原作でもやっぱり読んでいて腹が立つ。笑 私も田舎(狭い世界)で育ったから、高校生とかの女子のなんとも言えない感情とかすごく共感した。 映画で出て来た東京の線路で2人が再開するシーンは原作ではないんだと驚きました。 続編も借りたので読むのが楽しみです。
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「だれもが、これは知っている話だ、経験したことがある、こんな感情を知っているという既視感とともに、懐かしさに包まれて読むような物語。」そんな物語を書きたいと思い書いた。 作者のあとがきにはそうある。実際そのとおりで、作中の主人公と読んでいる自分自身を照らし合わさずにはいられない物語と思う。 主人公が大学1年生という時点から高校生当時を回想する、という視点で物語は進む。 この大学1年生というのはキーポイントで、それまで地方の家族のもとで暮らしていた世界と、大学がある大都会の世界はまるで違う、というのがわかる学年だ。 私自身も同じように都内の大学に通っていたので、在学中は都内で一人暮らしを経験した。これまで自分が住んでいた田舎の世界があまりにもちっぽけな一方で、大都会があまりにも魅力的な世界に思えた当時。 また、それとともに、大学1年生という身分からかつての高校時代を振り返り(とはいえ1年くらい前)、自分は何かと臆病だったな、と感じたのを思い出す。それだけ色々な人々や環境との出会いをした。 こういった、多くの人々にあったであろう世界の転換を、良くも悪くも思い出させてくれる点で、この物語は古びないと思う。 また、作中の挿絵は、90年代という時代をしっかりと感じさせてくれる点で、素晴らしいと思います。
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