商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2022/07/08 |
| JAN | 9784198947590 |
- 書籍
- 文庫
海がきこえる 新装版
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海がきこえる 新装版
¥880
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商品レビュー
4.1
54件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジブリ作品が大好きで、原作もかなり評価が高いと知っていたので、すでに購入してお家で眠らせていた本。アニメは見たことがないので、観てから読もうと思っていたが、なんとなく「青春」の本が読んでみたくなって、一気読みしてしまった。今私がちょうど登場人物と同じくらいの年齢(=大学生)なので、この機を逃さずにはいられない!?ので、絶対DVD買ってやる!!なんで、金ローでやってくれないの!?( ;∀;) 不思議な感覚の本だった。主人公の目線に立って話を読み進めていたら、あっという間に読み終わってしまった。普通里伽子が自分勝手で、いやな奴だなーと思いそうだけど、不思議とそう感じず。素直じゃないけど、かわいいなーと、感じた。あまり、大きな見せ場!というところがある話ではないけど、何か心がドキドキして、続きが気になる、そういう日常の描写がとても丁寧。 特に、里伽子が「あたし、かわいそうね」というシーン。自分の置かれた状況に、ヒロインモードになっているわけでもなく、杜崎の同情を引こうとしているわけでもなく。ただ、彼女の口からポロっと漏れたそれは、なんか、えろい!!!(笑)なんかねー、かわいいなって思った。守ってあげたくなるな、って。それを自然体でやっている里伽子に嫌味も感じない。すごく上手にとても丁寧に武藤里伽子という少女が、描かれているな、と感じた。 杜崎が、里伽子のことが好きだと気付くシーン。 「ぼくと里伽子の間には、なにもなかった。残念なくらい、なにも。 なにもなかったということを、里伽子がだれにも内緒で東京の大学を受験していたとか、もう東京に来ているとかいうニュースを聞かされたあと、ぼくははっきりと思い知らされた。そしてそれは、やっぱり淋しいことだった。ぼくは里伽子が好きだった。」p204 すごく自然で、とても綺麗に、杜崎くんの心情が描かれている。素敵だなーと思った。びっくりした、美しくて。 杜崎くんが、里伽子のことを気になっていく過程がとても丁寧に描かれているし、人を好きになるのってこういう感じだよな~とも思わされる。なんか、甘酸っぱい。 松野くんは、めっちゃがり勉で、美人とか興味なさそうなのに、里伽子のこと好きなのが好感度高い(笑)最後、無料送迎のあとに、杜崎くんをあの時殴ったのは、里伽子のことで杜崎が遠慮しているのに気が付いてしまったからだと、胸の内を明かす・・・・。尊いな°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°いやー、いい奴やな。でも、里伽子が、松野くんじゃなくて杜崎くんの方好きになるのも、なんかわかる。 この作品は宮崎駿なしでスタジオジブリがアニメを作れるか、という実験作だと言われている。原作を読んでみて、確かにこれは宮崎駿の世界観ではないなー、彼が描きたい世界ではないのだろうな、と思った。実際宮崎駿が『海がきこえる』の後に脚本を担当した『耳をすませば』は、この作品よりもファンタジー要素がいっぱいだ。あったらいいよね、こんな青春、でもないよね、がテーマの『耳をすませば』に対して、本作品は、あった、こんな青春が、どこか懐かしい、といった感じだ。宮崎駿さんが作り上げるスタジオジブリ作品は、現実の延長上にありそうでない世界線。例えば、トトロとか存在しないけど、でもするのかな?って少し夢を見れるような。『海がきこえる』は、それよりもずっと現実に近いように感じる作品だった。 でも、実際主人公の杜崎くんのような純粋な男の子ってめったにいないんじゃないかなーと思うけど(いや、男の子ってみんなあのくらい純粋?)現実感があるからと言って、別に生々しくはなくて。そこが、すごい(笑) つまり、読んで大正解だったということです。絶対DVD購入します!!!ジブリだと『耳をすませば』『魔女の宅急便』『紅の豚』が特に好きだけど、『海がきこえる』は、また違う良さがあります!!宮崎駿には作れないかもしれないけれど、でもスタジオジブリだから作れるアニメだと思う。こんな、物語なもんみたいなんだよね、人生ってさ、って感じ。 『海がきこえる』は、歌がとても透明感があって好き!!!よく勉強の休憩時間とかに流してる!オススメです!!
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無為に日常を過ごしていた学生時代の自分に読ませたい気持ちもあるけど、当時読んでも刺さらなかったんだろうなとも思う。 社会人になって人との繋がりの大切さを知った今、他者との関わり合いを避けていたら何も始まらないんだよな、と読みながらつくづく思った。 思いやりながらも、自分の考えをは...
無為に日常を過ごしていた学生時代の自分に読ませたい気持ちもあるけど、当時読んでも刺さらなかったんだろうなとも思う。 社会人になって人との繋がりの大切さを知った今、他者との関わり合いを避けていたら何も始まらないんだよな、と読みながらつくづく思った。 思いやりながらも、自分の考えをはっきり主張できる登場人物全員が眩しい。下巻が楽しみ。
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りかこの抱えている孤独や学生時代ならではの見えている世界の狭さなどが思い出として蘇ってきた 読めば読むほど、りかこのことが好きになって振り回されたくなってしまうそんな愛らしいキャラクターだった また途中で出てくるイラストもこの本の良さをさらに引き立たせてるように感じた
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