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落日 ハルキ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 2022/08/09 |
| JAN | 9784758445085 |
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商品レビュー
3.8
404件のお客様レビュー
Netflixで本作のドラマが観られるみたいだったので、その前に原作を読んでおこうと思って手に取った。本作の主人公は2人、1人は脚本家の甲斐真尋、もう1人は長谷部香。長谷部香は新鋭映画監督であり、次の作品は、香がかつて住んでいた町で起きた一家殺害事件を取り上げようと考えており、そ...
Netflixで本作のドラマが観られるみたいだったので、その前に原作を読んでおこうと思って手に取った。本作の主人公は2人、1人は脚本家の甲斐真尋、もう1人は長谷部香。長谷部香は新鋭映画監督であり、次の作品は、香がかつて住んでいた町で起きた一家殺害事件を取り上げようと考えており、その脚本を甲斐真尋に依頼するところから話が始まる。 長谷部かおりは、父が自殺したことで母と生活できなくなり、祖父母と暮らす中学·高校生活を送る。 まひろは、ピアノの才能に恵まれた姉を持ち、姉への憧れと嫉妬が交錯するような子供時代を送る。しかしながら、その姉が高校1年生の時に交通事故でしまうしまうのだった。 香と真尋、同じ町に住んでいたことがあるというだけで、接点はなさそうに見えるが、終盤にそう繋がるか、というような結末になって驚いた。
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少し久しぶりに湊かなえさんの小説を聴了しました。 何とも、主要な視点に据えられる長谷部香と甲斐真尋の間の監督と脚本家という関係の中で育まれる作品と人間関係や、長谷部家 / 甲斐家の家庭環境と学校での成長過程の話に目が行きがちにはなりました。 が、笹塚町一家殺人事件の引き金となる物...
少し久しぶりに湊かなえさんの小説を聴了しました。 何とも、主要な視点に据えられる長谷部香と甲斐真尋の間の監督と脚本家という関係の中で育まれる作品と人間関係や、長谷部家 / 甲斐家の家庭環境と学校での成長過程の話に目が行きがちにはなりました。 が、笹塚町一家殺人事件の引き金となる物語の真相は、前述の2人とそれぞれ幼い頃から密な関係があった、立石力輝斗と甲斐千穂の間柄にあったというのだから驚きました。 長谷部香と甲斐千穂、それに事件の被害者であり物語のキーパーソンである立石沙良は同い年で、年上の力輝斗も年下の真尋もその3人全員と象徴的でインパクトのある深い関係を築くというのは、中々に複雑だが深みがあり関係性を類推しながら読み進めるのはとても楽しめました。(沙良と真尋は関わりがなかったかもしれないが)。 立石沙良の描き方が、主人公ではなく先ず事件の被害者として出てくるものの、虚言癖があるのは実は本当で、実は兄のことを妬んでいて、最終的には単純に「完全な被害者」または「悪意ある加害者」のどちらか片方だけではなく、歪んだ家庭環境の中で兄力輝斗と互いに追い詰め合っていった複雑な真相を抱えた人物として終えるのが、中々見られない秀逸なキャラ設定ですごいなと感じました。 落日、良作でした。
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口コミ、評価など前情報をシャットダウンして読み始める。途中進展が少なく中だるみした感はあったが、終盤のまとまり方が本当に美しく大逆転で好評価となった。
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