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富士山はいつ噴火するのか? 火山のしくみとその不思議 ちくまプリマー新書406
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/07/07 |
JAN | 9784480684325 |
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富士山はいつ噴火するのか?
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商品レビュー
4.6
10件のお客様レビュー
火山学について学ぶことができる書。江戸時代の噴火以来静寂を守り続ける富士山。しかし必ず噴火する可能性はある。現在の綺麗な姿の富士山の形が変わるかもしれない。また、現代社会では火山灰による影響が一番心配される。情報、通信、交通インフラに大打撃を与えるのは間違いない。地元有珠山は定期...
火山学について学ぶことができる書。江戸時代の噴火以来静寂を守り続ける富士山。しかし必ず噴火する可能性はある。現在の綺麗な姿の富士山の形が変わるかもしれない。また、現代社会では火山灰による影響が一番心配される。情報、通信、交通インフラに大打撃を与えるのは間違いない。地元有珠山は定期的に噴火し、噴火前の兆候もしっかり観測できるから2000年の噴火では、事前に住民避難対応がしっかりできた。富士山はではどうなのか?
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東日本大震災を経験し、その後も大きな地震や小規模ではあるものの火山の噴火などが相次いでいる中、これまでの歴史からは長い沈黙を続けている富士山も噴火の時が迫っているのではないか、というぼんやりとした不安。それに対して、現在の火山学はどう考えているのか、ということをまとめた本。富士山...
東日本大震災を経験し、その後も大きな地震や小規模ではあるものの火山の噴火などが相次いでいる中、これまでの歴史からは長い沈黙を続けている富士山も噴火の時が迫っているのではないか、というぼんやりとした不安。それに対して、現在の火山学はどう考えているのか、ということをまとめた本。富士山噴火に焦点を絞ることで、火山学の基礎から噴火モデルまでコンパクトにまとめられており、さらに筆者の人間味あふれるユーモアが随所にちりばめられた文体で、非常に読みやすい。 大きな地震と噴火は連動するのか、火山同士は連動するのか、富士山のマグマだまりはパンパンで噴火スタンバイ状態というのは本当なのか、いざ噴火したときに被害はどうなるのか、というメインの疑問から、火山学者なら溶岩なんて見慣れてるんでしょ?というような疑問まで、果たしてどこまで答えがわかっているのか、一読の価値がある。
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タイトルは少し難しそう? 富士山噴火なんてずっと言われているけれど、専門的な話はよくわからない… と思ったが、思いの外読みやすい。 著者の火山学者が比較的若い(1971年生)こと、イラスト(結構可愛い)や写真が多いこと、 例示のうまさ(5歳児と猫とししおどし)など、わかりやすいし...
タイトルは少し難しそう? 富士山噴火なんてずっと言われているけれど、専門的な話はよくわからない… と思ったが、思いの外読みやすい。 著者の火山学者が比較的若い(1971年生)こと、イラスト(結構可愛い)や写真が多いこと、 例示のうまさ(5歳児と猫とししおどし)など、わかりやすいし、楽しい授業を受けているようだ。 ビジャリカ山ツアーの話では、白黒写真ではあるが、昼間と夜のビジャリカ火山が幻想的だ。 しかも、これが、藤原孝標女、あるいは竹取物語の時代の富士山かと思うと、感慨深く一度見てみたくなる(が、とても危険だ)。 マグマ溜まりの話(これがししおどしの話)は、「〇〇モデル」とは、という基本的なところから説明してくれている。 観測したものをモデルに落とし込むことで、実際の状態を予測しているということは、理解しているようでしていなかった自分の知識をしっかり地固してくれる。 岩脈の作り方や、ハザードマップの作り方、火山灰などそれぞれの章が本当にワクワクする。 知とはこういう楽しみのことだ。 1 普段の生活を見直す 2 インフラが使えなくなった時のことを考える 3 自治体、また、個人でも備えよう という結論は当たり前のことかもしれないが、本書を読めば、それが大事とわかる。 防災意識を高めるためにも、一読の価値ありだ。
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