文系のためのめっちゃやさしい相対性理論 東京大学の先生伝授

吉田直紀(監修)

• 販売会社／発売会社: ニュートンプレス
• 発売年月日: 2022/07/06
• JAN: 9784315525786

商品レビュー

2024/05/24

　物理の中でも特に難しい相対性理論について、非常に分かりやすく説明されており、計算式や真の理解はいずれにしても、どういう理論かということが理解できる。
　相対性理論の光も時空も重力で曲がり、時間の流れは重力によって変化するなど、自分の感覚からすると、宇宙の矛盾が理論の前に、無理矢理辻褄を合わせているようにしか思えない不思議な世界である。しかし二次元の住人が三次元の世界を理解できないように、人間の主観で理解できる宇宙の姿には限りがあると思えただけで進歩した。

2024/02/18

わかりやすい！！！
やっと相対性理論がちゃんと理解できたのかも・・・。
これを足がかりに数学的なところも理解を進めていきたい。

2023/05/15

昔から相対性理論というものが気になっていて、今回ふと図書館で科学コーナーを通り過ぎたときに目に入り読んでみた。
なるべくやさしいものを、理解できるものをと思い、「文系」「めっちゃやさしい」という文字を信じこちらを借りてみることにした。
結論…いや、十分難しいでしょ笑という感じでした。でも内容としては非常に興味深いものでした。先生？と子供の対話形式で画も多く、「めっちゃやさしく」説明しようとしているのが非常に良く伝わりました。
本の中で触れられていた中では、タイムトラベル、つまり人は過去や未来に行くことができるのか？という話題が一番興味深かった。
理論的には過去や未来に行くことは可能としながらも、過去に関しては様々なパラドックスが生じ現実的には無理なのではないか、未来に関してはその可能性、考えられるパターン的なものが書かれていた。
ただこれも私の頭が完全に文系だからなのかもしれないが、本書で書かれている「未来へ行く」という概念が、そもそも私の考える「未来へ行く」とは異なるところもあり、どうしても屁理屈的な感じにしか聞こえないというか…それは未来へ行くということなのか？と気持ちがモヤモヤ…やはり、自分は文系という道に進んで正解だったなとこの本を通じて感じることになりました。
とはいえ内容的には面白く、今度は「小学生にでもわかる」相対性理論に関する本を見つけたので、今度はそちらで再チャレンジしてみようと思う。
なんでこんなこと学んでいるか自分でもよくわからないが、何でも知識が増えるというのは嬉しいことだなと改めて感じました。