「静かな人」の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

ジル・チャン(著者), 神崎朗子(訳者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2022/06/29
• JAN: 9784478111475

商品レビュー

2024/11/18

内向的な人だけでなく、外交的な人も読んでほしいと思える一冊。
自分の欠点だと思っていた部分が内向的な人間の特徴であり、強みにもなり得るということが知れたため、読んでよかったと思っている。

内向的な人間が無理に外交的になろうとはせずに、自分の特性を理解した上で、強みを発揮していく方向に行動できると良いと思った。

仕事をする中でスピーチや多数の人と話すことなど、コミュニケーションが必要になる部分がでてくる。
無理に外交的になる必要はないものの、内向的な人間が苦手とするような場面でも最低限こなしていけるようなスキルは身に付けておく必要あると感じた。

改めてこの本を読んで自分は内向型だと言うことがわかったため、今後の仕事の中ではその特徴を押し殺すのではなく、引き出していく方向で頑張っていきたい。

2024/11/09

内向型が輝くための指南書。
主にビジネスのシーンでのあれこれについて、まとめられています。

著者の体験談ももちろん盛り込まれているのですが、参考文献の数が膨大で、本文にも引用がたくさん盛り込まれていたのが印象的でした。

いいなと思った箇所は、人前に出る時について書かれた章で、事前準備として、「辛くなった時のためにトイレなどの隠れ場所を確認しておくこと」。
たしかに、これはすごく重要だと思いました。

内向型って事前準備に時間が掛かるし、トータルで見たら人生損してると思っていましたが、その時間をかける行動で心理的安全を保てるのなら必要な時間なんだなと肯定的に捉えられました。

2024/11/05

静かな人というのは、内向的特徴の強い人のこと。世間一般的には、外向的な人のほうが注目され活躍しているように見える。反対に内向的な人は仕事や人間関係でうまくいかないように見える。けれど、内向的な人もその特徴を生かすことで仕事や人間関係を円滑に進めることができる、
といった内容。
自分はこの本の診断でも、かなり内向的な特徴が強かった。これまでは、明るく楽しい人って思われなきゃと振る舞っていたけれど、そんなに無理して外向的にならなくてもいいのかと安心したり。
でも、そのためには下準備を念入りにすることが大事とのこと。
ないこな人はとっさの反応や返しが苦手なので、ある程度下準備として知識を入れておく必要があるのは納得。実践していきたいと思った。