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あとは切手を、一枚貼るだけ 中公文庫
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あとは切手を、一枚貼るだけ 中公文庫

小川洋子(著者), 堀江敏幸(著者)

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あとは切手を、一枚貼るだけ 中公文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/06/22
JAN 9784122072152

あとは切手を、一枚貼るだけ

¥770

商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

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2025/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉がきれい。 表現力もすごいと思うけれど、知らないことが多すぎて、二人の会話に置いてかれ続けた。 お互いを思い合う手紙のやりとり。 二人の共通語を聞いているようだった。 分かりやすいものがたりを読んできたので、難解だった。つい、どこまでが現実でどこまでが…と思ったけれど、二人にはすべてが繋がってるんだろうなと思った。

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2025/09/07

とにかく想像力を使ったので、読むのが疲れた本。 面白くなかったわけではなく。 ただ手放しに面白かったと言える内容でもなく。 怠惰な人間なので、勝手に楽しませてくれるストーリーラインの本ばかり好んで読むのだけど、 ずっと集中して、忍耐強く言葉を拾って確かめてみるような試される本を...

とにかく想像力を使ったので、読むのが疲れた本。 面白くなかったわけではなく。 ただ手放しに面白かったと言える内容でもなく。 怠惰な人間なので、勝手に楽しませてくれるストーリーラインの本ばかり好んで読むのだけど、 ずっと集中して、忍耐強く言葉を拾って確かめてみるような試される本を読みきれたのは、 二人の言葉がずっと美しかったからだと思う。 やはり私は小川洋子がすき。 最近こちら側から拾いに行かないといけない映画もみたので、似たような楽しみ方を感じた。 事前打ち合わせなしに、これだけ、現実か、空想かも曖昧な世界の中で、いろんな事柄が結びついて行くのが本当にすごい。作家ってすごい。

Posted by ブクログ

2025/03/31

『あとは切手を、一枚貼るだけ』は、14通にわたる往復書簡小説です。架空の話ですが、手紙の中で話題になっている本や映画などは実在しています。 現実と想像の境目が読み手にとっては実にあいまいで、その境目を行ったり来たりただようようにして読んでいく不思議な感覚の小説です。ともに芥川賞...

『あとは切手を、一枚貼るだけ』は、14通にわたる往復書簡小説です。架空の話ですが、手紙の中で話題になっている本や映画などは実在しています。 現実と想像の境目が読み手にとっては実にあいまいで、その境目を行ったり来たりただようようにして読んでいく不思議な感覚の小説です。ともに芥川賞作家でもある小川洋子と堀江敏幸が、手紙を交わす2人を担当し、打ち合わせもせずに物語を進めていったところがこの本の面白さでもあります。 最後に、お2人の後日談がありますが、本当に受け取った手紙の内容だけが物語を進める拠り所になっていたそうで、手紙に書かれている文章から何を受け取り、読み取り、そして進めていくのか、まったく未知だったそう。想像力のぶつかり合いとでもいうのでしょうか。今までにない感覚の小説でした。 ところで、『あとは切手を、一枚貼るだけ』に出てくる手紙の書き方でで私がとても気に入っている部分があります。それは手紙の最後に添える日付の部分。これを小説の中ではその日を表す言葉で表現しています。たとえばこんなふうに。 ・春の終わり、風の強い夜に ・北極星が見えない、生暖かい夜に ・雨の去った夕暮れに ・地球の向こう側から日食のニュースが流れてくる夜に ・台風の黒い目の中で 映像としてパッと頭に浮かんできますし、ただ日付を書くより臨場感があります。私はよく手紙を書きますが、自分の手紙にも日付に加えて手紙を書いている時間が、どんな日、どんな時間だったのかを一言に表して記すようになりました。魔法のように平凡な手紙に趣を添えてくれます。

Posted by ブクログ