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大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち ヤマケイ文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と溪谷社 |
発売年月日 | 2022/06/18 |
JAN | 9784635049436 |
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大地の五億年
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
土の研究者による土の歴史・実態について語られています。とても勉強になりました。難しかったので、繰り返し読むべき本だと感じました。農地のあり方について語られています。大切なことが語られているのを感じました。消費者としては、何を買うべきか選択眼が必要だと思いました。
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ノンフィクションで、目から鱗がぼろぼろ落ちる本がたまにあるのだが、これはまさにそういう本だった。 「土」という観点から自然科学だけでなく、歴史や文化、環境問題まで見るなんてことを、なかなか考えつく人も書ける人もいないと思う。以前稲垣栄洋の『イネという不思議な植物』にも似た感想を持...
ノンフィクションで、目から鱗がぼろぼろ落ちる本がたまにあるのだが、これはまさにそういう本だった。 「土」という観点から自然科学だけでなく、歴史や文化、環境問題まで見るなんてことを、なかなか考えつく人も書ける人もいないと思う。以前稲垣栄洋の『イネという不思議な植物』にも似た感想を持ったが(実際重なるところもあった)、よりスケールが大きく、深く、詳しかった。稲垣さんのは中学生にもわかるように書いてあったが、こちらはもう少し難しい分、面白さも深まっている。読めるなら中高生にもおすすめしたい。 世界に分布する土は大陸移動によって説明できるとかはまだ「なるほど」レベルだが、大河に近い乾燥地が一番肥沃だとか(四大文明は皆そこから始まっている!)、焼畑農業は人口が少なければ持続可能で理に叶った農業であるとかは本当に驚いた。 「酸性土壌」をどう克服するかが、人類の歴史と言っても過言ではないということがわかった。 ハーバー・ボッシュ法とか大豆の窒素固定とか、これまで知識として点で存在していたことが、歴史や文化と一気に繋がって形になったように感じた。 文庫なのに写真や図版を全てカラーで入れた山と渓谷社は偉い!本体価格1,100円は納得。 (藤井先生直筆の絵もカラーで載っていてちょっと「ふふっ」となった) こんな面白いものを(読めるのに)読まない人は損してるなと思う。それほど良かった。
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知らないことばかりでした。よんでいて、自分自身植物の進化に疎いことがよくわかった。 1.土ができたのでのは5億年前。(それまでは無機物だけの岩、砂礫) 2.ダーウィンは土壌の研究をしていた。 3.日本の土をドイツ人研究者に見せると、それは土ではないと言われる。 4.シロアリはアリ...
知らないことばかりでした。よんでいて、自分自身植物の進化に疎いことがよくわかった。 1.土ができたのでのは5億年前。(それまでは無機物だけの岩、砂礫) 2.ダーウィンは土壌の研究をしていた。 3.日本の土をドイツ人研究者に見せると、それは土ではないと言われる。 4.シロアリはアリではなくゴキブリの仲間。 5.柏木由紀のシングルデビュー曲は火山灰だった。 6.植物は有機物からではなく無機から栄養を得ている。 7.カブトムシの幼虫の胃は強いアルカリ性で、セルロースを消化できる。 8.ブラキオザウルスの主食は針葉樹アロウカリアの葉であったが、現存する爬虫類で針葉樹を、食べるものはいない。 などなど。
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