商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2022/06/14 |
JAN | 9784758414067 |
- 書籍
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にほんの詩集 石垣りん詩集
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にほんの詩集 石垣りん詩集
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
石垣りんさんの詩を私は勘違いしていたように思う。 中学生の時に読んだその感覚では感じなかったのか、 それとも中学生用のものを読んだのか、 生活をやさしく溶き卵みたいに書き写してくれる詩人さん、なんて思っていたのが、 生活に押しつぶされないための背骨として詩を強く強く叩いて叩いて書...
石垣りんさんの詩を私は勘違いしていたように思う。 中学生の時に読んだその感覚では感じなかったのか、 それとも中学生用のものを読んだのか、 生活をやさしく溶き卵みたいに書き写してくれる詩人さん、なんて思っていたのが、 生活に押しつぶされないための背骨として詩を強く強く叩いて叩いて書き続けた詩人だったのだと。 言葉の平易、それに付きまとうやられてなるものかという心情の暗さ、の強さ、が本当に胸に、腹に届きました。読んでよかった。
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祖母と同い年の人が書いたという意識で読んだこともあり、当時の社会情勢も感じつつ、著者の強い意志も感じつつで、思い入れが強い本となった。
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- ネタバレ
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石垣りんさん、1920年(大9年)2月21日生まれ、14歳で銀行に就職、40年勤め1975年定年退職。2004年心不全で没。4つの詩集をまとめたもの。「石垣りん詩集」、2022.6発行。「家」半身不随の父が4度目の妻に甘えてくらすこのやりきれない家。「表札」自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる。他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。
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