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亥子ころころ 講談社文庫
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亥子ころころ 講談社文庫

西條奈加(著者)

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亥子ころころ 講談社文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/06/15
JAN 9784065282809

亥子ころころ

¥748

商品レビュー

4

35件のお客様レビュー

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2024/07/21

行き倒れた菓子職人雲平を怪我をした治兵衛の助っ人として雇う南星屋。雲平の弟弟子が出奔した謎を追う。お茶て優雅な趣味だけどとにかくお金がかかるからね。この時代の旗本は物価が値上がりしたのに幕府からの禄は変わらず懐具合が厳しかったから値札も確かめず買ってくる趣味人は頭痛の種だね。どん...

行き倒れた菓子職人雲平を怪我をした治兵衛の助っ人として雇う南星屋。雲平の弟弟子が出奔した謎を追う。お茶て優雅な趣味だけどとにかくお金がかかるからね。この時代の旗本は物価が値上がりしたのに幕府からの禄は変わらず懐具合が厳しかったから値札も確かめず買ってくる趣味人は頭痛の種だね。どんなに素晴らしい茶道具でも家を潰してまで集めるものじゃないだろ。 雲平が南星屋に残ったことでこの先お栄と、と言うこともあるのかな。

Posted by ブクログ

2024/07/07

2017年に読んだ「まるまるの毬」の続編。 7年も間が開いているが、前作の説明が所々に挟まれていることもあって、細かいところは別として大まかなところは思い出せた。 親子三代、主の治兵衛に出戻りのお永と孫娘のお君の三人で営む「南星屋」。 今回は、治兵衛が手を痛め粉を捏ねるのもまま...

2017年に読んだ「まるまるの毬」の続編。 7年も間が開いているが、前作の説明が所々に挟まれていることもあって、細かいところは別として大まかなところは思い出せた。 親子三代、主の治兵衛に出戻りのお永と孫娘のお君の三人で営む「南星屋」。 今回は、治兵衛が手を痛め粉を捏ねるのもままならぬところに、店の前に行き倒れていた男を助けたところから始まる物語。 その男・雲平は京から出てきた菓子職人で南星屋を手伝うことになるが、かつての自分に似た境遇の雲平に職人として刺激を受ける治兵衛の姿にまず好感。 かつての旦那とよりを戻しつつあったお永も何やら気もそぞろで、そんな母を見て気を揉むお君。 三人三様の気持ちの揺れに加え、雲平の弟分・亥之吉の行方捜しが絡んで進む話は、人情噺としては前作のほうが深かったように思うが、こちらはシリーズ物としての面白さがたっぷり。 勿論、季節にあわせて作られる和菓子はどれもおいしそう。 「シェーン」みたいだと思って読んでいたので、最後はちょっと意外だった。

Posted by ブクログ

2024/05/10

シリーズものとは知らずに手に取ったが、前作を読んでいなくても面白かった。 いろんな場所のお菓子が沢山出てきて、自分の知ってる場所のお菓子もあってワクワクした。

Posted by ブクログ

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