商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/06/10 |
JAN | 9784041124406 |
- 書籍
- 文庫
営繕かるかや怪異譚(その弐)
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営繕かるかや怪異譚(その弐)
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商品レビュー
4.1
67件のお客様レビュー
第1作目からパワーアップしていて読んでいる最中なのに続きが読みたくて堪らない。一話終わっても休む間もなく次を読みたくなる…でも読み終えてしまうのももったいない。ずっと読んでいたい。 端正で丁寧な文体はそのままに、より深く、より豊かな世界を見せてくれる小野不由美さんすごい… 怖...
第1作目からパワーアップしていて読んでいる最中なのに続きが読みたくて堪らない。一話終わっても休む間もなく次を読みたくなる…でも読み終えてしまうのももったいない。ずっと読んでいたい。 端正で丁寧な文体はそのままに、より深く、より豊かな世界を見せてくれる小野不由美さんすごい… 怖いのとは少し違う。 “人の手を経てきた”家や物の積み重なった歴史なのか情なのか哀しさなのか。 さすが宮部みゆきさんがおすすめする作品だなぁ。 そしてこの文体はすごい。情景が浮かぶ。いつも想像ができなくて読み飛ばしたりなんとなくで読み進めていたけれど、こんなわかりやすく描けるなんて。 小野不由美さん、ほかを読んだことがなく、すごくもったいないことをしてるのでは…? 読まなくては。
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隣家の女を盗み見してる間に魅せられ「芙蓉忌」 行きはよいよい、帰りはこわい「関守」 亡くなった猫が夜な夜な現れる「まつとし聞かば」 古家を弄るのが大好き女子の間違い「魂やどりて」 腐った水の臭いがし、鏡に子供の足が映り、次第近づいて来る「水の声」 屋根裏部屋に潜り込むとアレがいた...
隣家の女を盗み見してる間に魅せられ「芙蓉忌」 行きはよいよい、帰りはこわい「関守」 亡くなった猫が夜な夜な現れる「まつとし聞かば」 古家を弄るのが大好き女子の間違い「魂やどりて」 腐った水の臭いがし、鏡に子供の足が映り、次第近づいて来る「水の声」 屋根裏部屋に潜り込むとアレがいた「まさくに」 今回も六遍の怪異譚。営繕屋の尾端さんが出てくれば何とかなるんだけど‥‥。段々と家屋内の話ばかりではなくなっているから、厄介。どう営繕するのが最適解なのか、読者たるわたしにはわからない。 文庫本公式HPによれば、舞台はどうやら福沢諭吉旧宅があり、著者の故郷でもある大分県中津市中津藩城下町辺りである。HPは場所まで特定していて、湧く湧くと行ってみたくなる。 遠くに見える隣家の窓の隙間に妖しい何かを覗くことぐらいは、誰しも覚えあるのではないか。 薄暮時の小径は異世界への扉であるという。宜なる哉。 小動物は時々怖い。わたしの家の屋根裏で鼠にしてはあまりにも重い音がした事もあるし、押入の奥では訝し気な音が屡々する。 素人のリフォームは顔を蹙め眉を顰めるものもあるだろう。 彼等は祟ろうというよりか、言伝の為に出て来ることの方が多いのかもしれない。 狼狽え気圧され蟀谷痛み顔が強張り口噤み痼りが残り、二進も三進もいかず尾端を呼んで板を捲り検めれば、可怪しなものたちは宥められ怪異は納り、人は生き存える。 今回も楽しかった。
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1冊目読み終わって 2冊目も完読 短編集だから ちょっとずつ読めていい ちゃんと ゾワっと怖い 面白いのが 霊媒師とか除霊とかって 話しじゃなくて 営繕屋が解決する所 空間把握能力が 極めて低い私は 間取りを想像するのが下手くそで 時間がかかるけど なんとか 3冊目も...
1冊目読み終わって 2冊目も完読 短編集だから ちょっとずつ読めていい ちゃんと ゾワっと怖い 面白いのが 霊媒師とか除霊とかって 話しじゃなくて 営繕屋が解決する所 空間把握能力が 極めて低い私は 間取りを想像するのが下手くそで 時間がかかるけど なんとか 3冊目も読み終えたい
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