商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2022/06/09 |
JAN | 9784396636258 |
- 書籍
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風を彩る怪物
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風を彩る怪物
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商品レビュー
4
32件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きなものが多すぎて自分の個性がないことに悩むフルート奏者の主人公がオルガンビルダーの親子と出会い自分の個性に気付く物語と、父を失ったオルガンビルダーの娘が自分の『好き』に気付き、作りかけのオルガンを完成させる話。 『好き』が分からない、自分自身が分からない現代をうまく表したようなないようになっていてとても読み応えがあった。
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どんな演奏なのか、何を感じるどんな音なのか…を文字で伝え記すのは本当に難しいことだと思います。こちらは、はじめましての作者さんでしたが、音色を表す言葉のチョイス・表現の仕方に響くものがあり、前半部分一気読みでした(*°∀°)=3 『闇の中に光を灯すようなフルートとは違い、オルガ...
どんな演奏なのか、何を感じるどんな音なのか…を文字で伝え記すのは本当に難しいことだと思います。こちらは、はじめましての作者さんでしたが、音色を表す言葉のチョイス・表現の仕方に響くものがあり、前半部分一気読みでした(*°∀°)=3 『闇の中に光を灯すようなフルートとは違い、オルガンは光の塊を放出しているようだった。神に捧げるはずの賛美歌が、神の言葉そのもののように重厚に響いていた。』 『拍子が変わり音楽は疾走する。オルガンを含めたあらゆる楽器が鳴り響きフィナーレに向かって突き進む。大音量のオケを丸ごと包み込むように〈怪物〉は歌った。』 サン=サーンスの「交響曲第3番・オルガンつき」がより魅力的に感じる1冊でした! 2024.5
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大学時代に付き合ってた彼女がピアニストでショパン弾きながらフォークの伴奏もしてくれた。繊細な感性と手先の技術が自分の心を表現する手段だとわかっている人は強いね。欲を言えば完成するまでの数ページを読みたかった、よね。
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