商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/05/27 |
JAN | 9784309254463 |
- 書籍
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あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない
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あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない
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商品レビュー
4.5
18件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
色々と考えさせられた。 筆者の友達ケンの話は面白い。 資本主義と社会主義のバランスがないと女性は特に幸せになれないのかもしれない。 最近では女性の活躍推進をしていたり、海外では女性の比率や役員の比率まで決められていたり。 それは社会主義的な側面もある気がする。 資本主義は男性にとってもセックスが気持ち良いもの、感情が動かされるものになるのは社会主義的に、男女平等に働く必要のある社会で実現できるのかも。 筆者の友人が自分と同じような給与やキャリアを追ってる女性を選んだ人の方が幸せそうというのは家庭内に格差がない、社会主義的な側面があるからだ。 全てがお金に変わること、セックスを売ること、 性別の役割を売ること。全てが損得で決まってしまう世の中は幸福を生まないと思った。
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相当面白い。 社会主義国家以外の例は割と知っていたのだが、いかにして、東ヨーロッパの社会主義国が民主化して、どのように社会が変化したのかと言うところが全然知らなかったので面白かった セックスの後 東は82% 西は52% 資本主義の失敗には資本主義以外の名前がつけられる。 結...
相当面白い。 社会主義国家以外の例は割と知っていたのだが、いかにして、東ヨーロッパの社会主義国が民主化して、どのように社会が変化したのかと言うところが全然知らなかったので面白かった セックスの後 東は82% 西は52% 資本主義の失敗には資本主義以外の名前がつけられる。 結局のところ、社会主義国家も富国強兵的なのなの元に男も女も働けと言うところで社会進出をしてきた。推し進めてきたと言う点には変わらないけれども、西洋とはその辺のあくまで社会システムが違うという感じだった。どちらにせよ政権のトップに女性が立つこともないし、男がリーダーシップ取るべきと言うところは、西洋諸国と共産主義国家など社会主義国家は変わらない。 西洋がいわゆる無賃労働を女性に分担させて、男がたくさん働くで、男を資本主義の奴隷として、女をその奴隷の奴隷として使わせる。社会主義国家はとにかくフルパワーで全員働かせるで、女性が家庭と仕事の二重苦に陥るって言うところもなるほどなぁと思った セックス自体が資本主義システムの中にとらわれていなくて、金銭などとの統括的な価値がないとやはり幸せになれると言うところはなんとなく実感していた。けれども、東ドイツでの調査事例って言う統計的な数字も見てその実感に納得感を得られた。 筆者は西洋にいたが、模擬国連でソ連を代表できるからと言う理由で様々な文献を漁っていたと話していた。その辺もやはり他者の立場に立ってみると言う経験としてすごく良いんだろうなと言うふうに感じた。 「今晩ビルとセックスして、明日お金返すね」 模擬国連で立場変わる。 ミレニアル世代が動かす アメリカ 衆議院 2019年 7→24% 日本衆議院 9.9% 女性の参画。なぜそれが必要なのか、女性が参加した方が経済が発展するから、となる。教育健康高いが政治・経済参加が少ない。資本主義的にすると投資を回収できていない。 女性の役員比率高い方がROAが高い、だけだと経済合理性の指摘だと矛盾が生じる。休暇を勝ち取るために仕事の生産性向上に労働者が主張している。逆にそれで経済合理性で経済合理的でないと取得しづらい。その中で、本で人間性の尊重をめざした女性の地位向上。経済とお金と愛情とか。 女性の美しさへのプレッシャー。性が商品でないなら美しさも変わるかも。 社会民主主義だとどうして経済合理性を取っているのか。
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資本主義は人間をも価値で測り、経済的に低価値な弱者を切り捨て、女性が彼らをケアしてきた 社会主義における女性の方がhappyだったよという本 最近コモンも良く言われるし、確かに社会主義×民主主義が最適解か 面白かった!
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