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あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない の商品レビュー

4.3

25件のお客様レビュー

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    12

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

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2026/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代の(アメリカの)自由主義(新自由主義)社会では、一部の例外を除いて、女性を家庭に閉じ込めたり、低賃金で働かせ、女性が男性に隷属する関係を強化する傾向が強く、女性を抑圧しているので、女性は(夫婦関係においても、それ以外の社会関係でも)生計を維持するための商品としてセックスをすることが求められ、性生活を楽しむことが困難となっている。それに比べれば、ソ連崩壊以前の社会主義のほうが、女性を男性と同等の労働力として必要としていたために、女性を家庭に閉じ込めたり、女性の生活を抑圧しておらず、女性にとって結婚やセックスを楽しめる社会だったということを主張している。 この主張の真偽は知らない。

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2026/02/15

女性の社会進出について記載されている一冊。ふざけたタイトルのように見えるが、骨太な良本。 女性が評価されづらい理由を様々な角度から説明している。特に資本主義の台頭が主な要因であり、仕事と家庭の両立ができないことだと主張しています。社会主義的な助け合いができれば、女性がより活躍でき...

女性の社会進出について記載されている一冊。ふざけたタイトルのように見えるが、骨太な良本。 女性が評価されづらい理由を様々な角度から説明している。特に資本主義の台頭が主な要因であり、仕事と家庭の両立ができないことだと主張しています。社会主義的な助け合いができれば、女性がより活躍できる社会を実現できるだろう。

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2026/02/06

男性の特に年長者に読んでもらいたい本 資本主義が成長することによって、男性が長時間労働になり女性はケア労働に従事し、さらに経済的に男性に依存しなければならなくなったという内容 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツと西ドイツでセックスの満足度やオーガズムの感じ方が違うというデータまであ...

男性の特に年長者に読んでもらいたい本 資本主義が成長することによって、男性が長時間労働になり女性はケア労働に従事し、さらに経済的に男性に依存しなければならなくなったという内容 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツと西ドイツでセックスの満足度やオーガズムの感じ方が違うというデータまである そういう社会主義と資本主義という切り口でフェニミズムを考えるおもしろい本

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2025/12/11

日本人にあった、いい邦題!訳者の高橋璃子さんのセンスを感じる。歴史と経済のお話です。自己啓発本かと思ったら新書だった笑 目から鱗な話もありつつ、何を当たり前のことをという話もありつつ、とにかく著者の主張と内容のわかりやすい本だった。 あまりにも社会主義礼賛が過ぎて食傷気味だった...

日本人にあった、いい邦題!訳者の高橋璃子さんのセンスを感じる。歴史と経済のお話です。自己啓発本かと思ったら新書だった笑 目から鱗な話もありつつ、何を当たり前のことをという話もありつつ、とにかく著者の主張と内容のわかりやすい本だった。 あまりにも社会主義礼賛が過ぎて食傷気味だった前半を読み流していたら、後半は存外共鳴してきてしまったというね…。 「自分の身体を安売りするな」と言われるたび、なぜセックスをすることが私の価値を下げるのか?と常々考えていたティーンエイジャー時代を思い出す。自分自身、どうしようもなく資本主義に染まった人間で、かつ(誤解を恐れず言うと)男性的な思考様式なのだろうと思う。よりよい世界とよりよいセックスを求めて頑張ろうー!

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2025/10/09

たしかポインティがおすすめしてたから取り寄せた本のはず いや 良書 ポインティほんと若い女性視聴者にしれっとこのような本を勧めてくれるのでたすかりがある 翻訳本とは思えない読みやすさ…翻訳本の読みやすさってどこで決まるんだろうか 割とアメリカも地獄でびっくりする!! 中絶禁止の...

たしかポインティがおすすめしてたから取り寄せた本のはず いや 良書 ポインティほんと若い女性視聴者にしれっとこのような本を勧めてくれるのでたすかりがある 翻訳本とは思えない読みやすさ…翻訳本の読みやすさってどこで決まるんだろうか 割とアメリカも地獄でびっくりする!! 中絶禁止のことよくわかってなかったけどマジで意味わからない〜

Posted byブクログ

2025/07/10

『家父長制の起源』に出てきた本で、タイトルからしてもっとカジュアルなエッセイか何かかと思って手に取ったんだけど、中身はかなり本格的なフェミニズム書だった。『家父長制の起源』で少し触れられていた、旧共産圏の国々の方が女性の社会参加度が高く、男女がより平等に扱われていたという論点を、...

『家父長制の起源』に出てきた本で、タイトルからしてもっとカジュアルなエッセイか何かかと思って手に取ったんだけど、中身はかなり本格的なフェミニズム書だった。『家父長制の起源』で少し触れられていた、旧共産圏の国々の方が女性の社会参加度が高く、男女がより平等に扱われていたという論点を、ここでは徹底的に掘り下げている。単なる理論ではなく、聞き取りや各種データをもとにして描かれており、社会主義の再評価、資本主義の限界、そして女性を取り巻く環境について、非常に意欲的かつ挑戦的なアプローチをとっている。もちろん国家社会主義の全体主義性を肯定しているわけではないし、失敗に終わった社会主義にも限界はあったとしつつ、そこに「見るべき点があったのではないか」とするスタンスで、現在の資本主義が抱える無理や軋みに対するひとつの応答として社会主義的視点を提示してくる。 中でも「セックス経済論」の部分は本当に考えさせられた。大きく言えば、資本主義社会では女性が経済的に自立しづらく、出産・育児などの不可避的な負担を女性だけが背負わされていることが構造化されている。その結果として女性の賃金は男性よりも低く、生活のためには男性に経済的に依存せざるを得ず、その見返りとしてセックスを提供する構図が生まれてしまう。つまり資本主義下においては、セックスは女性が「与える」ものであり、それによって生活保障や愛情を「受け取る」という構造になりがちだと。これがセックスの価値を過度に高め、結果として女性が自身の性的欲求や快楽を置き去りにしたまま、満足できない性行為に応じざるを得ない、という話に繋がっていく。 例えば現代日本でもよくある「デート代はどちらが払うべきか」という議論も、双方が経済的に完全に独立していればそもそも成立しない。だが実際には、男性が支払うことが当然視される場面が多く、それは裏を返せば「何かの対価」として位置づけられかねない。その何かが、無意識のうちにセックスである可能性を考えると、奢るという行為そのものにどこか濁りが生まれる気がして、自分自身にも問わずにはいられなかった。 印象的だったのは、旧東欧の社会主義国では、女性の経済的自立が保障されていた結果、こうした「対価としてのセックス」が成立しづらかったという点。実際に、女性の性的満足度(オルガズムの達成率や、行為後の幸福感など)に関しても、資本主義国家より社会主義国家の方が高いというデータが示されていた。これには驚いたし、めちゃくちゃ考えさせられた。アメリカのナンパ師がハンガリーでは全く成果をあげられなかったというエピソードも、構造的な違いが浮き彫りになっていて面白い。 そして何より衝撃的だったのは、現代アメリカで「女性から参政権を取り上げよう」とするような議論が一部で現実に起きているという事実。これには背筋が寒くなった。読後感としては、とにかく「考えることが多すぎる」という一言に尽きる。フェミニズムの文脈にある本ではあるけれど、同時に資本主義の構造的問題を照射する批評でもあり、社会主義の経験を用いた刺激的な論考でもある。とても面白かった。 じゃあ、ここから先、我々が明日からパートナーにもっとセックスを楽しんでもらうために何ができるのか?ミクロな視点で言えば家事や育児の分担、マクロな視点ではクォータ制の導入や、出産・育児を社会全体で支える体制の整備などが必要になってくる。そして皮肉なことに、これらはかつて旧社会主義国がある程度実現していたことでもある。なるほどな、と思わされた。 とはいえ、仮に社会全体が完全に平等で、すべての人が経済的に独立できるようになったとき、本当にこの「男がさせてもらっている/女がさせてあげている」という構造は根本から崩れるのだろうか?理屈では理解できるけど、どうしても実感としては掴みきれない。自分の中にも、長年その構造の中で育まれてきた価値観が深く染み込んでいるんだろうなと痛感した。 ベトナムでダナン行きの飛行機の中で読み終わる。

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2025/01/25

社会主義国の方が女性が活躍しやすく、セックスも男性と平等な立場で楽しめるということがわかった。観点が面白い本。では日本ではどうすればいいのかな?ということをもっと知りたい

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2024/12/15

とても読みやすくわかりやすい。英語翻訳の本は読みにくいものが多いと思っていたが、翻訳者の力量にかなり左右されるようだ。もっとも本書は著者が初めて一般向けに書いた本だそうで、原著の段階で一般人にも伝わる言葉で書いてあるおかげもあるかもしれない。 本の概要としては、冷戦下の東側諸国...

とても読みやすくわかりやすい。英語翻訳の本は読みにくいものが多いと思っていたが、翻訳者の力量にかなり左右されるようだ。もっとも本書は著者が初めて一般向けに書いた本だそうで、原著の段階で一般人にも伝わる言葉で書いてあるおかげもあるかもしれない。 本の概要としては、冷戦下の東側諸国の社会主義政策にも学ぶところがあるよ、冷静に評価して民主社会主義を取り入れていこうよ、というもの。 西側諸国における社会主義アレルギーはすさまじく、公的扶助を充実させましょうと言うだけで、貴様は独裁主義を擁護するのか!?といったバッシングが飛んでくる。ところが当時の東側諸国で暮らした女性たちに聞くと、冷戦下のほうが暮らしやすかったという声が多数あるという。 資本主義が跋扈する現代社会で、セックスは資本化され、男性に経済的に依存せざるを得なくされた女性たちは、純粋にセックスを楽しむこともできない。 他方冷戦下では、暮らし向きは貧しく生理用品が手に入らないなど不便なことも多くあったが、労働力として女性に目をつけた政府による、女性のキャリア形成が進み、女性が重要ポストに着くことも珍しくなかったという。 こうした事実を私たちが知る機会は本当に少ない。日本でも、社会主義や共産主義は悪!という呪いに取り憑かれている人は山ほど見かける。しかし今や資本主義は破綻しかかっている。一部の金持ちが政治と結びつき、金持ちだけがどんどん富を増やし、貧乏人はいつまで立っても貧乏なままだ。 女性から参政権を取り上げろ。女が経済力を持ったから、セックスの資本価値が下がって若者はセックスをしなくなった、などと称える保守政治家が決して無視できないほどの支持を集めている。100年前ではなく現代の話だ。 国家社会主義の失敗を反省しつつも、当時の東側諸国が行っていた社会主義政策の良い面を、民主主義国家の枠組みの中で取り入れていく構想は、特に女性にとって希望に満ちている。長い人類の歴史を見れば、世界は何度も大きな変革を遂げてきた。どうせ世の中は変わらないと諦めるのでなく、声を上げ続けること、政治に参加すること、投票に行くこと。そうした積み重ねが世の中を変えるのだ。 この本、どれくらい売れているんだろう? もっと流行ってほしい。

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2024/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々と考えさせられた。 筆者の友達ケンの話は面白い。 資本主義と社会主義のバランスがないと女性は特に幸せになれないのかもしれない。 最近では女性の活躍推進をしていたり、海外では女性の比率や役員の比率まで決められていたり。 それは社会主義的な側面もある気がする。 資本主義は男性にとってもセックスが気持ち良いもの、感情が動かされるものになるのは社会主義的に、男女平等に働く必要のある社会で実現できるのかも。 筆者の友人が自分と同じような給与やキャリアを追ってる女性を選んだ人の方が幸せそうというのは家庭内に格差がない、社会主義的な側面があるからだ。 全てがお金に変わること、セックスを売ること、 性別の役割を売ること。全てが損得で決まってしまう世の中は幸福を生まないと思った。

Posted byブクログ

2024/03/27

相当面白い。 社会主義国家以外の例は割と知っていたのだが、いかにして、東ヨーロッパの社会主義国が民主化して、どのように社会が変化したのかと言うところが全然知らなかったので面白かった セックスの後 東は82% 西は52% 資本主義の失敗には資本主義以外の名前がつけられる。 結...

相当面白い。 社会主義国家以外の例は割と知っていたのだが、いかにして、東ヨーロッパの社会主義国が民主化して、どのように社会が変化したのかと言うところが全然知らなかったので面白かった セックスの後 東は82% 西は52% 資本主義の失敗には資本主義以外の名前がつけられる。 結局のところ、社会主義国家も富国強兵的なのなの元に男も女も働けと言うところで社会進出をしてきた。推し進めてきたと言う点には変わらないけれども、西洋とはその辺のあくまで社会システムが違うという感じだった。どちらにせよ政権のトップに女性が立つこともないし、男がリーダーシップ取るべきと言うところは、西洋諸国と共産主義国家など社会主義国家は変わらない。 西洋がいわゆる無賃労働を女性に分担させて、男がたくさん働くで、男を資本主義の奴隷として、女をその奴隷の奴隷として使わせる。社会主義国家はとにかくフルパワーで全員働かせるで、女性が家庭と仕事の二重苦に陥るって言うところもなるほどなぁと思った セックス自体が資本主義システムの中にとらわれていなくて、金銭などとの統括的な価値がないとやはり幸せになれると言うところはなんとなく実感していた。けれども、東ドイツでの調査事例って言う統計的な数字も見てその実感に納得感を得られた。 筆者は西洋にいたが、模擬国連でソ連を代表できるからと言う理由で様々な文献を漁っていたと話していた。その辺もやはり他者の立場に立ってみると言う経験としてすごく良いんだろうなと言うふうに感じた。 「今晩ビルとセックスして、明日お金返すね」 模擬国連で立場変わる。 ミレニアル世代が動かす アメリカ 衆議院 2019年 7→24% 日本衆議院 9.9% 女性の参画。なぜそれが必要なのか、女性が参加した方が経済が発展するから、となる。教育健康高いが政治・経済参加が少ない。資本主義的にすると投資を回収できていない。 女性の役員比率高い方がROAが高い、だけだと経済合理性の指摘だと矛盾が生じる。休暇を勝ち取るために仕事の生産性向上に労働者が主張している。逆にそれで経済合理性で経済合理的でないと取得しづらい。その中で、本で人間性の尊重をめざした女性の地位向上。経済とお金と愛情とか。 女性の美しさへのプレッシャー。性が商品でないなら美しさも変わるかも。 社会民主主義だとどうして経済合理性を取っているのか。

Posted byブクログ