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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/05/27 |
JAN | 9784309030418 |
- 書籍
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本とはたらく
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本とはたらく
¥2,310
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
小さな本屋さんで購入。 靴を脱いで畳の間に上がる、素敵なお店だった。 本全体の紙質が好きで、ずっと触っていたくなる感じ。 パタン、と180度開いて、開くページによっては綴り糸が見える。 あまり今まで触れてきたことのないような本だなあ、というのが読む前の印象。 言葉にしにくいけ...
小さな本屋さんで購入。 靴を脱いで畳の間に上がる、素敵なお店だった。 本全体の紙質が好きで、ずっと触っていたくなる感じ。 パタン、と180度開いて、開くページによっては綴り糸が見える。 あまり今まで触れてきたことのないような本だなあ、というのが読む前の印象。 言葉にしにくいけれど、肌感として、本全体に流れている著者の美学?哲学?が好きだなあと思った。 他の著書も読んでみようかな。 いいなあ、と思ったところをいくつかピックアップ。 「作品を見て、いろいろなものを感じる受け手の心のなかにこそ、この世界を一八〇度ひっくり返してしまうような、広大な宇宙が広がっている。」 「生身の体験は時間の経過のなかで発酵されるようにして言葉と結びつく。」 「予熱なしのオーブンでは、おいしいパンが焼けないのとおなじで、いのちの長い本をつくろうと思ったら、発酵や熟成、はためにはなにも動いていないような時間が大なり小なり必要なのだ。」
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人生観が仕事観に繋がるかもしれない。最初は本の仕事、装丁家にたどり着くかハラハラしてたが、たどり着いてみればあら不思議、磁石と磁石が引っ付くような、町で出会うタバコ屋のような気持ちの良い収まりだった。本が嫌いでも本を作っていいじゃない
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素晴らしい。自分自身が、京都に住んでて、よく人に良いですねと言われるけど、ずっとそうかなあと思ってたが、彼が選んだ町だと思うと、そう思えてくる。 言うまでもなく装丁も好きなのだが、ぺたっと開く綴じ方になっているのがまた良い。 「よきことはカタツムリのようにゆっくり進む。人のた...
素晴らしい。自分自身が、京都に住んでて、よく人に良いですねと言われるけど、ずっとそうかなあと思ってたが、彼が選んだ町だと思うと、そう思えてくる。 言うまでもなく装丁も好きなのだが、ぺたっと開く綴じ方になっているのがまた良い。 「よきことはカタツムリのようにゆっくり進む。人のためにはたらく者は、いたずらに急がない。よきことをうけいれるには、時間が要ることを知っているから。」 引用されているガンジーの言葉がこの本の全編、矢作多聞さんの人生に漂っている。 #読書記録
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