DXビジネスモデル 80事例に学ぶ利益を生み出す攻めの戦略 できるビジネス

小野塚征志(著者)

• 販売会社／発売会社: インプレス
• 発売年月日: 2022/05/19
• JAN: 9784295013914

商品レビュー

2024/01/05

DXの理解を深めるには良い本だと感じた。

今までのビジネスモデルが、例えば地元で豆腐を作り、買いに来てもらったり配達に行くっていうビジネスを想像したときに、手元にはスマホもあるしインターネットもあるしAIもあるし宅配業者もいるしいろんな仕入先を見つけやすいしっていう環境が変化しているので、今の環境をもとに価値を届ける仕組みを考え直そうというのがDXだと思う。

もちろん効率性を高めるのに部分的にデジタル化を進めるのは大切だけど、あるべき全体像の一部としての取り組みになっていますか？という問いかけを受けた気がする。

2023/07/16

具体的な事例がいくつも載っていて分かりやすかった。
自分の知らないサービスも多々あり、知らない間に先進的で便利なサービスがどんどん出来ているんだな。と感心した。

心に残ったこと
　・デジタル化=DX　ではない
　・デジタル化はDXの始まりであり、そこからどんな価値を生み出せるかが肝要
　・DXは目的にあらず。目指す姿に向かうための手段

2023/05/01

著者の小野塚征志氏は、ローランドベルガー出身のコンサルタント。

感想。
他社事例が豊富。

備忘録。
・非効率を解消する方向でDXビジネスを展開する場合、コストダウン効果、利用しやすいか、レガシーと両立出来るか、などがポイント。

・特定のペインポイントを起点に新しいビジネスを考える方法がある。この方法は考えやすい分、レッドオーシャンのビジネスに突入しやすい。

・Wiseというイギリスの会社の、実際には送金しない海外送金サービス、というのはすごいと思った。

・GVA TECHという日本の会社のAIによる契約書の確認や修正案作成サービスは、確かに助かる。

こんな感じで、事例がものすごくたくん記載されていて、資料集的にもありがたい。