商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2022/05/17 |
| JAN | 9784000256742 |
- 書籍
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歴史とは何か 新版
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歴史とは何か 新版
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商品レビュー
4
27件のお客様レビュー
歴史とは現在と過去の対話であり、その理解は主観的な解釈に基づくものであるという視点を提供する本書は、E.H.カーが行った講義をもとにした名著の新訳です。事実と歴史的事実の違いや、歴史学が科学であるかどうか、偶然と必然の関係など、多くの重要なテーマが提起されています。難解な部分もあるものの、懇切丁寧な注釈によって読者の理解を助けており、知的なユーモアに満ちたカーの語り口が魅力的です。歴史を学ぶ学生にとっては、客観的なファクトの積み重ねという教科書的な思い込みとのギャップを感じる教育的な意義も持っています。そのため、歴史に興味を持つ人々にとって、長らく読み継がれるべき一冊と言えるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
読了。その言葉を息を吐き出しながら言うに値する書物でした。歴史を学ぶ上での客観性の評価。歴史家自身のパーソナリティや興味関心。事実と歴史的事実の違い。進歩する学問としての歴史学。 歴史に今日みがある人全てが通るべき本だと感じました。
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1960年に行なわれたE.H.カーによる講演の新訳。講演口調に訳されており、注釈も詳しい。事実と歴史的事実との違い、歴史学は科学か、歴史における偶然と必然、歴史は進歩するかなど、多くの論点が提示されている。結構難解であるが(こうした重厚な講演が、ラジオで放送されていたことにも驚く...
1960年に行なわれたE.H.カーによる講演の新訳。講演口調に訳されており、注釈も詳しい。事実と歴史的事実との違い、歴史学は科学か、歴史における偶然と必然、歴史は進歩するかなど、多くの論点が提示されている。結構難解であるが(こうした重厚な講演が、ラジオで放送されていたことにも驚く)、歴史学を人びとの「役に立つ」ものにしたいという熱意が伝わってくる。
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英歴史学者・国際政治学者E.H.カー氏のケインブリッジ大学での6回の講義、それらに加え、未完となった続編に向けた文書のR. W. デイヴィス氏による論考、自叙伝、略年譜を収録。 著者の最も有名な言葉は「歴史とは現代と過去のあいだの対話」であろう。我々は歴史研究とは確定した事実を知...
英歴史学者・国際政治学者E.H.カー氏のケインブリッジ大学での6回の講義、それらに加え、未完となった続編に向けた文書のR. W. デイヴィス氏による論考、自叙伝、略年譜を収録。 著者の最も有名な言葉は「歴史とは現代と過去のあいだの対話」であろう。我々は歴史研究とは確定した事実を知る行為だと考えがちであるが、歴史はときとともに変わる。歴史とは不規則に横たわる歴然たる事実ではなく、それを発掘し、どのように整列させ、いかに解釈するか、のテクニックである。作中のF・マイネッケやバタフィールドがその時代時代に応じて異なる見識を示すことは必然といえよう。従って著者が伝えることは、歴史とは現代から見た一つのInsightsであるという事実のほかに、その歴史家の事実認識であるということだ。その研究者の生い立ちやスタンスなども含めて包括的に判断する必要がある点を指摘している。その中には英国人らしく過去の大英帝国の傲慢な歴史認識に対する皮肉な省察なんかも含まれている。 講義前半の読みやすさから後半にかけて徐々に難解な内容になっていくが、主張がシンプルで一貫している。最後の締めくくりに「それでも、世界は動く」というガリレオの言葉をもってくるあたりにウィットに富んだ著者の性格をうかがわせる。知的好奇心を刺激してくれる一冊。
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