商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 夏葉社/JRC |
発売年月日 | 2022/05/10 |
JAN | 9784904816400 |
- 書籍
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万感のおもい
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万感のおもい
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商品レビュー
3.7
27件のお客様レビュー
自伝的エッセイ この作者のおもしろみは反骨精神からくるものだと思ってたけど、本書はやや自慢的でオチも微妙な話が多くあまり受けなかった 変形本で本文のフォントも小さいという読みづらさもまたむかつくのかもしれません
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▶︎▶︎▶︎万城目学「万感のおもい」(2022)夏葉社 万城目ワールドの秘密を紐解きたくて手にした本書。 万城目さんの作品をもっと読みたい、もっと歴史ものを読みたい!と感じた一冊です。 日経新聞、京都新聞、近畿日本鉄道の「近鉄ニュース」などに掲載されたエッセイが 、5つのトピ...
▶︎▶︎▶︎万城目学「万感のおもい」(2022)夏葉社 万城目ワールドの秘密を紐解きたくて手にした本書。 万城目さんの作品をもっと読みたい、もっと歴史ものを読みたい!と感じた一冊です。 日経新聞、京都新聞、近畿日本鉄道の「近鉄ニュース」などに掲載されたエッセイが 、5つのトピックにまとめられています。 大学時代に過ごされた京都と出身地の大阪について綴られた、「京都へのおもい」と「大阪へのおもい」 その月の色と思い出を綴った「色へのおもい」 日々の生活について綴った「あかくれへのおもい」 その他…とするにはざっくりすぎるけれど、そのほか。(‘序’とふりがながされているけど)作家業で思ったことや作家業をしていて思い出したことなどを綴った「ついでのおもい」 エッセイは、最近は抱腹絶倒の笑う系をよく読んでいますが、万城目さんのくっすと笑えてじんわり沁みる系のエッセイもいいですね。 ついでのおもいの「無限の可能性」は、諦めかけ始めた30代にも響いたメッセージでした。まだまだ内なる勘違いを育てていきたい。 あけくれのおもいの「グッバイ、ギブアップ」は、笑いもあり、自分の未来を見たようでした。いつか、息子に死語となった言葉で話しかけ、新しい言葉(と存在)を教えてもらうのかな〜。 大阪へのおもいの「サ行仮説」は、サ行の発音改善についての仮説が面白かった。CHAGE&ASKAも例に出るのですね…! 色へのおもい、月ごとの色と思い出が綴られる構成が素敵でした。 万城目ワールドの秘密…は、紐解けなかったけれど、万城目さんをもっと好きになった一冊でした。 装幀も素敵なこの本は、リビング本としてインテリアでも活躍してくれそうです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「銀座百点」みたいな判型で、食事のお供として読むのにちょうどいいです(お行儀悪くてごめんなさい)。 氏のエッセイが好きなのはもちろん、講演も拝聴したことがありますが、万城目氏は創作の過程を言語化するのがお上手ですよね。ですので本書にもあるような創作秘話を読むと自分でも書きたい欲がむくむく湧いてくる……これが「無限の可能性」なのか。 個人的にひとつ気になったのは「色への思い」の章が全部色名で統一されていなかったこと。初出がぜんぶ同じ雑誌ではなかったからなのでしょうがそこは「三月色」「春色」など無理にでも統一されては、と僭越にも感じました。
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