商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/05/10 |
JAN | 9784167918729 |
- 書籍
- 文庫
夢見る帝国図書館
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夢見る帝国図書館
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商品レビュー
3.8
56件のお客様レビュー
中島氏の文章の読みやすさとストーリーの進捗がしっくりくる一冊だと思います。当時の図書館がいかに「読みに行く場所」であったかを想像するのも楽しかったですし主人公喜和子さんの不思議さが謎解きのような存在になってくれて興味を持って読みました。
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読むのに苦労しても、なぜか最後まで読み通したくなる本ってあると思うのだけど、まさにそれ。 喜和子さんという不思議な女性を中心に据えた現実世界と、帝国図書館が関わる人々を見ているような視点で描かれる不思議な歴史小説という、2つの全く異なる物語が交互に展開する。 ようやく展開され...
読むのに苦労しても、なぜか最後まで読み通したくなる本ってあると思うのだけど、まさにそれ。 喜和子さんという不思議な女性を中心に据えた現実世界と、帝国図書館が関わる人々を見ているような視点で描かれる不思議な歴史小説という、2つの全く異なる物語が交互に展開する。 ようやく展開される状況に慣れてきたと思ったら、急にもう1つの物語に飛ばされる感覚は、せっかく遊び方に慣れてきたおもちゃを、わけもわからず、急に取り上げられる状況に似ている。 だけど、やめられない。 なんとなく意地になって、与えられた物語を新たな気持ちで読み進めて、気がつけば、またそちら側に夢中になってしまう。 物語の終盤。 今流行りの、大どんでん返しはない。 全てがはっきりと繋がったりもしない。 ただ、あるのは予兆だけ。 もしかして、こういうこと? なんとなく、こうかもしれない。 ・・・まいったな。 これ、あと何回読めばスッキリするの? 笑
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史実とストーリーが入り混じって、へーそうなんだ!ってこともあれば、ベースとなるストーリーにも惹きつけられ。。。なんか少し世界が広がった気がする本でした。図書館を中心に、著名な作家とその物語が繋がっていく構成もすごく素敵でした!
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